閉じる

【宇都宮競輪】悩めるベテラン松坂英司 流れを変えた母のひと言

2021/03/19(金) 21:00 0 0

宇都宮競輪場で開催されている、第12回国際自転車トラック競技支援競輪。初日予選6Rを2着で突破した松坂英司に話を聞いた。

 松坂英司は競走後、「やっと自分らしいレースができた」とホッと一息を付いた。

 レース自体は決して簡単なものではなかった。前を任せた福田知也脇本勇希の番手を主張。しかし、伊藤大志も脇本の番手を主張したため、初手からの競りだった。福田が伊藤に競り負けると松坂は上手くスイッチ。最後は外に持ち出し鋭く伸びた。

「ここ2場所、自分の踏むコースをミスして失格していた。今日もついつい内を踏みそうになったけど、この開催に来る前、レースを見てくれている母親に『英司、外を踏むんだよ』と言われてきたのを思い出して外を踏みました。母親は厳しいんです(笑)」と笑いながら話した。

 ここ最近はスランプ気味でG戦線からも遠ざかっている松坂だが、競輪に対する姿勢や人間性は抜群。今日の2着をキッカケに必ず浮上してくるはずだ。(アオケイ・石濱記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票