2022/03/29(火) 16:00 0 1
昨年の12月に9連勝でA級1・2班に特別昇班した橋本壮史。今回が2回目の地元戦。前回はチャレンジ戦で2着、7着、3着と未勝利に終わったが、初日は同県の大先輩・浦川尊明を連れ、力強い先行を披露。約一周半駆けたがマークの浦川を全く寄せ付けず、幸先よく白星発進を決めた。
「作戦通り上手く仕掛けられました」とニヤリ。「主導権を取ることは決めていたし、バックからもう一度踏み直した。浦川さんと決まったし、自分は地元初勝利。内容としては満足ですね」とホッとした表情を見せた。
「チャレンジ時代の地元戦は楽しみな気持ちよりもプレッシャーの方が大きくて…。お客さんに迷惑を掛けてしまったが、今回は期待に応えられた。1・2班戦に上がってからまだ一度も決勝に上がれていないのでここで一度優出して良い流れを掴みたいですね」と早くも明日の準決勝に向けて気合を入れ直した。
準決勝は初日同様に番手が浦川。3番手を神山尚が固めることになり、心強い援軍に恵まれた。初日の上がりタイムは12秒3。風の強い取手でこの上がりタイムはかなりデキがいい証。再度浦川と決める逃走劇に期待が高まる。(アオケイ・松野記者)