吉本卓仁は「(原口)昌平と一緒？ 高知(予選1着)と小倉(準決1着、決勝5着)で連係しているんですよ。あいつは俺と同じで淡泊だからなあ(苦笑)。でも、俺も似たようなもんだから、あいつの気持ちは分かるし、うまく操縦ができると思う」と話す。

　並びは小林則之ー川口直人・伊藤裕貴ー西浦仙哉・原口昌平ー吉本卓仁ー浜田浩司・中釜章成-元砂勇雪となって4分戦。原口ラインが3人と数的有利になった。

「原口君は(積極的な走りに戻そうかと)戦法を悩んでいるみたいだけど、その辺りは臨機応変にやればいいんだよ。ヨコができるというのは大きな財産だし、年を取れば自然と番手が回ってくる。やる時は『ヨコも考えていますから』と後ろに言っておけばいいし、そうすれば後ろを回った人も、それなりの動きができるから。俺なんか強い時にもっとヨコをやっておけばよかったと思っているくらいだよ。今はやれる事を悔いなくやればいいんじゃないかな。信頼して任せるよ。感じ？ 大丈夫」と話してくれた。(アオケイ・忍足記者)