閉じる

【全日本選抜競輪】“もうSSだったことを忘れられないように”の和田健太郎

2022/02/21(月) 19:30 0 6

取手競輪「第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」は21日、2日目を開催。8Rの二次予選を見事に1着で突破した和田健太郎に話を聞いた。

「今年は1班としてしっかり期待に応えていきたい」と語る和田健太郎

 和田は「顔見せ前の段階でサングラスの柄の部分が折れちゃうアクシデントがあって、慌ててくっつけてみたけどグラグラするので、競輪人生で初めてサングラス無しで走っちゃいましたよ。僕は結構涙目になることが多いので、目に風が当たってどうなるか不安でしたけどね」と結果は1着を取れたから良かったものの、大舞台でまさかのアクシデントを告白。

 さて、肝心なレースの振り返りでは「この結果は(渡辺)雄太がしっかりジャンで踏んでいてくれたおかげ。それで流れを引き寄せたね。落車があったけど雄太は落車がなくても良いところまで行ってくれたんじゃないかな」とまずは目標だった渡辺雄太を褒め称える。

 そして「最近はFI戦回りばっかりだったから周りから『あれ、和田さんは去年はS級S班でしたよね?』と確認されちゃうんですよ(苦笑)。そんな中でGIの勝ち上がり戦での1着は大きいね。ただ今回は体調云々というより7車立てと9車立ての感覚の差だと思います。流れが全然違うし9車立ての方が追い込みにはチャンスがもらえる。7車立てだと突っ込むタイミングがなくなっちゃうけど、9車立てだとその辺がある。こういう泥仕合になるので好きだね」と冷静にFI戦での7車立てとグレードレースでの9車立ての違いを分析してくれた。

 最後は「去年はS級S班だったけど落車が多くてお客さんの期待に応えられないことが多かったけど、今年は1班ですがしっかり期待に応えていきたい」とキッパリ。(アオケイ・渡辺記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票