2022/01/31(月) 11:00 0 0
今シリーズのチャレンジ戦は唯一の119期・上遠野拓馬が断然の存在。上遠野に次いで点数を持つ純粋な自力タイプは相川巧だったが、初日はなんと上遠野VS相川の番組が組まれた。
「マジか…。俺、何か悪い事しましたかね…」
初日のメンバー表を見た相川はしばらく言葉を失っていた。相川は1〜3Rに出走していれば人気の中心に推されていただろう。しかし4Rでは完全な支線扱い。「まぁ、与えられた番組で頑張るだけなので…」と思うところはあっただろうがグッとこらえて、声を絞り出した。
そして迎えた初日のレース。突っ張られたら厳しかったが、しっかり切って1度先頭に立ったことで、上遠野は引いて巻き返す展開に。思惑通り相川は3番手に嵌り込んで準決のきっぷを手にした。
「とにかく出切れるかが勝負だったので。3着権利っていうのもわかっていたからキツかったけどホッとしました。もう満足です(笑)」
31日の準決勝は薮下直輝、本馬鎌との3分戦。自力型の中では得点トップなだけに迎え撃つ立場となりそう。地元の青木亮太とのワンツーに期待しよう。(netkeirin特派員)