2022/01/28(金) 18:30 0 0
四国は先行選手の不毛地帯だったが、若手がどんどん出てきた。あと10年早ければ、渡部哲男、佐々木則幸、堤洋、香川雄介はタイトルを取っていたかも。脇役イメージのあった池田憲昭だが、今節は地元記念で主役級。顔からして、東映の任侠映画だったら、田中邦衛や志賀勝の脇役から、菅原文太や松方弘樹のトップスターに格が上がった。
池田憲昭は「ゲリラ戦が得意の地区だったし、本当は自分や香川雄介さんは、そっちが向いている。それは児玉広志さんの頃からの流れ。ただ、若手が育ってきて王道の競輪をやる必要性が出てきた。"時流の競輪"に乗る為にも、しっかりした競輪をやりたい」。
二次予選は松浦悠士の番手でピッタリ。昨年の向日町記念の二次予選では松浦の仕掛けを差している。ここは古性優作の番手。2日間、連続でS班の後ろだし、きっちり追走して決勝に進出したい。(町田洋一)