2022/01/08(土) 18:15 0 5
吉田有希が強すぎる。10月に18連勝でチャレンジからS級までトントン拍子に駆け上がると、FI5場所で3V。伸び盛りの若武者が各地でノビノビプレーを連発している。
初の9車立てだった静岡グランプリシリーズ「寺内大吉記念杯」では決勝進出こそ逃したが、残り2走のがむしゃらさには驚かされた。
「最終日は多分、選手になって一番きつい走りでした。どこまで踏めばいいんだろうってぐらい」と余力を残すことなく出し尽くし、レース後はヘロヘロだったという。
今回は初のGIII開催。
「9車は前回に続いて2場所目。考え方がまだ分かっていないし組み立て面を含めて(神山)拓弥さんらにアドバイスをもらいます」とマークする神山に信頼を寄せた。
その神山拓弥は11月平塚の初日に吉田と連係してワンツーを決めている。その時の印象を尋ねると、開口一番「今まで付いた(若手)選手の中でも一番かも。いろんな選手に付いたけど誰よりも強い」と手放しで褒め讃えた。
「ここからもっと強くなれば(吉田)拓矢以上にもなれると思いますよ。自分? 抜ける感じはないけどせめて食らいつきたい。もしも差せれば自信になるし(自分の)力が付いたと思えるので」とまずはマークに専念。そこからが見ものだ。(netkeirin特派員)