2022/01/01(土) 18:30 0 5
宿口は2013年の後期、そして2015年の前期にS級を経験しているが、S級在籍はトータル1年間だけ。選手生活のほとんどがA級暮らしだが、初日は目の覚めるような追い込みで古屋琢晶-神山雄一郎の3番手から抜け出した。
「まさか1着まで伸びるなんて。余裕なんてなかったし、思い切り踏んだだけ」と1着スタートを振り返る。
「川越工業高校の同級生の(平原)康多のところで練習をやり出して、練習に対する意識とかが変わった。それと康多には『タレてもいいからフォームをぶらさずいけ』と言われて、そこは大きく意識して練習をしました。僕の周りは全員が強いから引っ張られている感じで、色々なものが全部かみ合った結果ですね」
過去2回のS級ではS級点を取ることは出来なかった。だが今回は違う。最高のスタートダッシュを決めて、このまま突っ走る。(アオケイ・伊藤博記者)