高松宮記念杯の西予選2で誘導妨害により失格。自転車競技の出走はあったが、高松宮記念杯直後の京王閣GIIIを最後に実戦から遠ざかっていた山崎賢人は1走目7着に終わった。

「ポイント制で良かった。普通のやつならもう終わりでしたね。とにかく感覚とのズレが大き過ぎる…」

　昨年の世界王者に輝いたアフロモンスターも久々の実戦に手間取っているようだ。

「とにかく自転車に乗り込みたい。少しでも時間が欲しいですね。3日目から4連チャンになっていいから、2日目は(レースが)ない方がいい。とにかく乗る時間が欲しい」

　そのやり取りからわずか10分足らずで2日目の番組が発表された。願いは届かず…。2日目は休養日ではないどころか、一次予選2最初の7Rに組まれた。

「休めなかったですね。少しでもズレをなくせるように頑張ります」

「(嘉永)泰斗がGIを獲ったことが刺激に」と話した九州期待の大砲が、修正力を示して二次予選進出を目指す。(netkeirin特派員)