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【久留米競輪・ナイター】南儀拓海「点数を意識して小さいレースはしたくない」

2025/11/15(土) 16:13 0 0

久留米競輪のナイター「オッズパーク杯(FII)」が16日に初日を開催。11R特選を走る南儀拓海に話を聞いた。

「しっかり長い距離を踏んで出し切りたい」と話した南儀拓海

 期末の検車場で多く挙がる話題といえば、やはり競走得点のこと。S級、A級ともに級班のボーダーがどのあたりになるか選手たちの中で多くの意見が飛び交う。

 南儀もそのなかの一人で「直前に師匠(竹澤浩司・90期)から『91.3点ぐらいじゃないか』と聞いてきました。だから上げるしかないんです」と入魂の思いで競輪場入りした。

 それもそのはずで南儀の今期の競走得点はピタリと91.3点。予想されるど真ん中に位置しており、逃げ場がない。前回の玉野の準決では痛恨のエラーを喫して7着と大敗し、最終日は一般戦回り。1着で締めたものの、結果的に点数を落としてしまった。

 そんな悪い流れを断ち切るためにも、今回は初日から勝負だ。久留米は2023年1月以来とブランクが空いたが、当地はまくりが効きにくいバンクとして知られており、持ち味の先行力を存分に生かすことができる。「自分は元々まくりが苦手。しっかり長い距離を踏んで出し切りたいですね。点数を意識して小さいレースはしたくない」

 来期は初のS級が待っている。数字だけを積み上げて上がっても通用しない世界であることは重々わかっている。だからこそS級点を狙いながらも、あえて攻める走りを意識している。(netkeirin特派員)

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