2025/11/13(木) 12:00 0 0
13日に最終日を迎える武雄競輪ナイター「第7回森うなぎ屋杯F1ナイター(FI)」。12RではS級決勝が行われる。
地元・九州勢からは6人が勝ち上がり、その並びに注目が集まったが、ここは佐賀の青柳靖起ー山田庸平、福岡の林大悟ー北津留翼ー小川勇介ー山口貴嗣という形で分かれることとなった。
共に番手を回る山田庸平、北津留が人気を分け合っているが、11時時点でわずかに1番人気に推されているのは北津留だ。初日特選は最終バックでインコースに包まれる窮屈なレースで7着大敗を喫したが、準決勝では気迫溢れる突っ張り先行で地元の山田庸平を連れ込み、見事にワンツーで決勝進出を決めた。FI戦は今期だけで2度優勝と7車戦にはめっぽう強いが、ここでもその相性の良さを発揮したいところ。
その北津留の前を任された林大悟は準決勝で最終2コーナーで依然最後方に置かれる形となったが、青木瑞樹の番手で車間を切る山形一気の牽制を乗り越えて前を飲みこむと、最後の直線でも番手のタテ脚鋭い小川勇介を振り切って1着をゲットしたあたり、デキは上々と見ていいだろう。決勝戦は同県のトップ選手を背負う責任のあるポジションで魅せる走りができるかどうか。
福岡勢3番手を固めるのは九州屈指の強豪マーカー・小川勇介。初日特選では最終バックで7番手という絶望的なポジションに置かれるも、わずかに空いたコースを見逃さずに中割り強襲で突っ込み、見事に白星を挙げた。決勝戦も3番手だろうと遠慮せず、小川らしい鋭いタテ脚で突き抜けるシーンは十分にあり得るだろう。
その福岡勢と別線勝負を選択した佐賀勢。先頭を務めるのは青柳靖起だ。初日はカマシ先行で坂本紘規を叩き切って松岡貴久とワンツーを決める。迎えた準決勝は青柳にとっては珍しい番手戦となったが、果敢に先行勝負に打って出た後藤大輝の番手で大きく車間を切り三谷竜生を不発に追いやると最後の直線ではしっかりと追い込んで1着をゲットし、見事地元戦決勝の切符を手に入れた。直近4か月のバック数15本と積極的な走りが目立つ青柳。決勝戦でも自分のスタイルを貫き、地元ファンを沸かせる走りに期待したい。
その番手を回るのは地元のエース・山田庸平だ。前走の別府GIII決勝では今回と同じく青柳に前を託すと、最終2コーナーから番手捲りを放ちそのままVゴールを決めた。
今開催も②➀としっかりと着をまとめているあたりデキは上々、記念開催も含めて3連続Vを果たしている相性の良い地元バンクで今回も最高の結果を残せるか。
そして唯一、他地区から優出を果たしたのが河端朋之だ。初日特選は果敢に先行勝負を挑み見せ場を作ると、準決勝では最終2センターで6番手のピンチを乗り越え2着に滑り込みギリギリで決勝への切符を手に入れた。10月の「寛仁親王牌(GI)」でも優出を果たしている実力者、破壊力満点の単騎捲りで地元勢を粉砕する可能性は大いに考えられるところ。
実力者揃いの一戦、混戦を抜け出し優勝をつかみ取るのはいったい誰になるのか。
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