2025/08/16(土) 18:26 0 1
2日目からの補充参戦という厳しい条件のなか、3走目のここは小原佑太目標から伸びて今シリーズ初勝利を挙げた。「小原が駆けてくれて自分の展開になっただけですよ。踏み出しにも気を遣ってくれました。小原は1000メートルの日本で一番強い選手だし、脚力は明らかに上ですよ」と1kmタイムトライアルの日本記録保持者である小原の実力を称えた。
伏見といえば2001年にKEIRINグランプリを制覇し、04年にはアテネ五輪で銀メダルを獲得、そして当大会も01年(岐阜)、08年(一宮)で2度の優勝を誇る正真正銘のスーパーレジェンドだ。今回は正規出場ではなかったが、こうしてしっかりと結果を残しており存在感は別格だ。
今期は109点台まで点数を積むなど上昇傾向にあり、時にはタテ脚が出るなどキレを取り戻しつつある。「今の成績を安定させていかないと。この調子を長く持続するのが今の目標。成績の波が無いように」と控えめながらも目標を挙げた。この日の勝利で通算596勝目となった。今の状態の良さならば、節目の600勝はすぐそこだ。(netkeirin特派員)