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【オールスター競輪予想】寺崎浩平の番手戦に死角はあるのか!? 決勝メンバーのGI決勝&位置別成績 /データ分析

アプリ限定 2025/08/17(日) 00:00 0 5

函館競輪オールスター競輪(GI)」はいよいよ17日に決勝戦を行う。発表された車番とコメントから、過去3年分のGI戦績と位置別データを分析した。
▶︎決勝の出走表

函館競輪場(撮影:北山宏一)

S班勝ち上がりは2名のみ、佐藤礼文がGI初優出

 まずは過去3年のGI決勝成績を比較してみよう。

 S班で勝ち上がったのは古性優作脇本雄太と近畿の2名のみ。さらに寺崎浩平南修二も勝ち上がり近畿勢は4車結束。その他ラインを形成するのは太田海也岩津裕介の中国勢、吉田拓矢佐藤礼文の関東勢だ。

過去3年のGI決勝成績

選手名回数勝率2連対率3連対率
古性優作1435.7%50.0%71.4%
太田海也20%0%0%
吉田拓矢520.0%20.0%20.0%
南修二50%0%0%
松本貴治10%0%0%
佐藤礼文00%0%0%
寺崎浩平40%25.0%25.0%
岩津裕介00%0%0%
脇本雄太933.3%33.3%33.3%

 直近3年のGI決勝での実績は近畿のS班コンビ古性優作脇本雄太がリード。そしてその二人をダービー王・吉田拓矢が追随する。

 世界を股に掛けるスーパースター・太田海也は今回が3回目のGI決勝進出。これまでの2回では着に絡めていないが3度目の正直で今回こそ結果を残したいところ。その番手を回る岩津裕介は直近3年こそGI優出が無いものの、16年のオールスターを優勝している実力者だ。思い入れのあるオールスター、なおかつ太田の番手という最高のポジションで復活Vを果たすには絶好の機会だろう。

太田海也(左)、岩津裕介(写真提供:チャリ・ロト)

 メンバー中唯一の初GI優出となるのが佐藤礼文。準々決勝、準決勝ではシャープなタテ脚を繰り出してしぶとく着に絡んでいるように初の決勝でも侮れない存在だ。

佐藤礼文(写真提供:チャリ・ロト)

盤石近畿4車に死角は?

 次に16日に発表されたコメントをもとに、各選手の位置別成績を表にまとめた。

 決勝の並びは、近畿が脇本雄太-寺崎浩平-古性優作-南修二、関東が吉田拓矢-佐藤礼文、中国は太田海也-岩津裕介、そして四国の松本貴治は中国勢とは連係せず単騎戦を選択した。

過去3年の位置別成績

選手名位置勝率2連対率3連対率
古性優作3番手
以降
40%80%100%
太田海也先頭43.4%64.6%69.7%
吉田拓矢先頭32.7%49.3%61.3%
南修二3番手
以降
33.3%41.7%58.3%
松本貴治単騎6.2%37.5%56.2%
佐藤礼文番手26.1%45.7%60.9%
寺崎浩平番手60%60%80%
岩津裕介番手25.4%48.7%61.2%
脇本雄太先頭57.0%67.1%70.3%

 過去3年の位置別データ上、勝率が高いのは番手戦の寺崎浩平だ。3連対率で見ると古性優作は3番手以降で100%とパーフェクトな成績を残しており、このデータを見る限り近畿勢が盤石のように見える。だが、脇本ー寺崎の順で最後に並んだ24年の「共同通信社杯(GII)」二次予選では脇本7着、寺崎6着と共倒れしていることは頭に入れておきたいところ。

寺崎浩平(写真提供:チャリ・ロト)

 太田海也は勝率43.4%、3連対率69.7%と先行主体のスタイルを考えればアベレージは高いと言っていいだろう。準々決勝でもワンツーを決めている番手の同県岩津と再度のワンツーを狙う。

 数字自体は特段優れているわけではない吉田だが、2日目のオリオン賞では松井宏佑藤井侑吾といった強力メンバーをひと捲りで粉砕しており、今のデキなら自力でも戦えそうだ。

吉田拓矢(撮影:北山宏一)

 松本貴治は単騎戦の勝率は6.2%と決していい数字とは言えないが、今開催は単騎捲りで準々決勝を突破している。タテヨコ共にデキは上々で不気味な存在だ。

松本貴治(写真提供:チャリ・ロト)

 いかがだろうか? いよいよ17日、年末のKEIRINグランプリ出場権を手にする選手が決まる。ニュースター誕生か、ダービー王の意地か、激闘必至の一戦。ぜひ皆様にはこれらのデータを参考にしつつ決勝予想を楽しんでほしい。

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