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【オールスター競輪】石原颯は後ろ髪ひかれる思いで函館入り「開催中に第一子が生まれるかも」

2025/08/11(月) 17:20 0 2

函館競輪場のナイター「第68回オールスター競輪(GI)」が12日に開幕。8R一次予選を走る石原颯に話を聞いた。

「子どもが生まれるかもしれなくて、いわき平のあとは急いで帰りずっと準備をしていたんです」と話す石原颯

 前回のいわき平Sは競走得点上位のシリーズリーダーとして挑んだ開催だったが、開催の直前に思わぬビッグネームが追加参戦。主役の座を奪われ苦汁をなめさせられた。

「新田(祐大)さんが強かったです。決勝は行き切れない自分が弱かった。櫻井(祐太郎)君に新田さんだったし、結局は追加だった2人にすべてやられました」と櫻井との2分戦は北日本勢に前を取られた時点で勝負は劣勢となった。

 苦い思い出が残ったいわき平から今回はわずか中4日での参戦。タイトな日程のなかでも一回、高松に戻り態勢を立て直してきた。

「練習はあまりできなかったんですよね。調整程度」と時間はなかったが、バタバタの裏にはひとつの理由があった。それは朗報を待っていたからだ。

「子どもが生まれるかもしれなくて、いわき平のあとは急いで帰りずっと準備をしていたんです」と待望の第一子の誕生をギリギリまで待っていたが、予定が遅れ立ち会うことができず後ろ髪をひかれる思いで函館入りした。

「ちょうど、開催中に生まれるかもしれません。立ち会えないけど、自分はいつものように自分の仕事をします」と父親になる男の顔はキリっとしており「いいベビーカーをもう買っちゃったんですよ(笑)」と心の準備は万全だ。まずは自らの仕事に没頭し、朗報を待つ。(netkeirin特派員)

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