2025/08/11(月) 15:55 0 2
9Rは岸田剛の積極策に乗った渡辺十夢が差し切って福井ワンツー。前節の富山記念で決勝進出し、期待を集めての参戦だった岸田の4日間が終了した。
「初日と2日目は内容的にもいいレースだったが、やっぱり準決勝ですね。人気になっていたのに申し訳なかった。いつもなら反応して、緩んだところで行けるのに…。体が固まって、行けるところで行けなかった」
今開催は2、1、9、2着。主導権を奪えなかった準決勝だけ連に絡めなかった。
「やっぱり自分のスタイルを崩さずに(決勝に)上がるのが理想。これからは逃がしてもらえない展開も増えてくると思う。そうなって強引に出切っても残れるパワーをつけていきたい。あとはいろいろな状況を想定して、テンパらないようにしたい」
岸田が今後への奮闘を誓うと、次に会見場に登場した渡辺十夢も岸田の準決勝に言及した。
「彼も師匠(脇本雄太)の偉大さを思い知ったと思う。あぁいう一本棒になってから行けるのは脇本だけ。寺崎(浩平)だって厳しい。岸田も練習では脇本と遜色ないくらい強い。あとは組み立てでしょうね」
富山の激走から中3日で今回を迎えた岸田の次走は27日からの岸和田FI。次までに、さらに練習を重ねてパワーアップした姿を見せてくれるはずだ。(netkeirin特派員)