9月26日、青森競輪場で行われたみちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII・最終日)の決勝は、番手捲りを差した佐々木雄一(41歳・福島=83期)が1着、膨れながら追い込んだ深谷知広(31歳・静岡=96期)が2着、切り替えて追い込んだ東口善朋(42歳・和歌山=85期)が3着に入った。3連単は①-③-⑤で48,340円という配当だった。

　レースは阿部拓真(30歳・宮城=107期)が打鐘でかまし先行。単騎の上田尭弥(23歳・熊本=113期)がやや離れた4番手、吉澤純平(36歳・茨城=101期)が5番手、人気の深谷は7番手に置かれて最終周回に入る。上田が最終バックで仕掛けると、阿部をマークしていた坂本貴史(32歳・青森=94期)がすかさず番手捲りで応戦。このスピードに乗って番手絶好で直線に向かった佐々木がゴール前で抜け出し、外に膨れながら追い込んだ深谷を制して記念競輪初優勝を飾った。佐々木の後位に切り替えていた東口が3着。

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