坂本将太郎の父・英一は7月の伊東で落車し、骨盤骨折という選手生命にかかわる大ケガを負った。負傷箇所が箇所だけに“大丈夫なのか”“復帰できるのか”など多くの心配の声が聞かれていたが…。

　現在弥彦ミッドに参加中の息子・将太郎に父の現状を聞いてみると「この前、無事に退院できましたよ。今は普通に階段の昇り降りとかもできるし、日常生活を送れているようです」と教えてくれた。

「骨盤骨折ですからね…。多くの選手が(骨盤骨折で)1年とか休んでいるのを知っているので心配しました。でも父の場合は幸い、手術とかもしませんでしたし、(治るのが)早い方なのかも。今は家族でもお見舞いに行けないのがつらいですよね。なので(退院できて)良かったです(笑)。少し自転車にも乗り始めたみたいなので、もしかしたら年内に復帰できるかもしれません」

　今回は惜しくも準決敗退となってしまった将太郎だが、父から受け継いだ非凡な瞬発力を発揮して最終日5Rで白星締めを目指す。(netkeirin特派員)