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【毘沙門天賞進出の9選手コメント】第9回ウィナーズカップG2(初日)レポート

2025/03/20(木) 20:05 0 0

2025年3月20日 伊東温泉競輪
大阪・関西万博協賛
第9回ウィナーズカップG2(初日)


伊東温泉競輪場で第9回ウィナーズカップが本日(20日)開幕した。初日の特別選抜予選(10R〜12R)は順に、松谷秀幸新山響平寺崎浩平が1着で好発進を決めた。
2日目は初日の特別選抜予選で3着以内に入った9選手による「毘沙門天賞」(第12レース)、さらに一次予選の1着から4着、特別選抜予選の4着から9着の選手による「二次予選」(第6レースから第11レース)が行われる。毘沙門天賞の9選手は準決勝へフリーパス、そして二次予選は1着〜3着が準決勝へ進出となる。

※前検日レポートはこちら

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【2日目・12R=毘沙門天賞】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/清水裕友(SS・山口105期)
3/新山響平(SS・青森107期)
4/松浦悠士(S1・広島98期)
5/郡司浩平(SS・神奈川99期)
6/岩津裕介(S1・岡山87期)
7/寺崎浩平(S1・福井117期)
8/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
9/眞杉匠(SS・栃木113期)

並び想定は
7寺崎-1古性
2清水-4松浦-6岩津
5郡司-8松谷
3新山(単騎)
9眞杉(単騎)

2日目第12レースの毘沙門天賞。
初日ワンツーを決めた寺崎、古性の近畿2車。
唯一の3車連携となる中国は、清水を先頭に、松浦、岩津が後ろを固める。
郡司には松谷がマークする神奈川2車。
新山と眞杉はそれぞれ単騎戦となった。

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【毘沙門天賞・出場選手】
1/古性優作(SS・大阪100期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)

寺崎浩平は)練習でやっていることを出せるようになってきて、強かったですね。僕は、とにかく寺崎君を最後まで信頼して付いていくことでした。今日ローラーで新しい乗り方をやってみて、悪くない気がしたので、もう少し煮詰めてみたい。フォームなども確認しながらやろうと思っています。
(毘沙門天賞は)寺崎浩平の後ろ。信頼して付いていくだけです。

2/清水裕友(SS・山口105期)

単騎勢を連れ込めたら面白かったと思うのですが、(青板BS過ぎは)後ろに眞杉(匠)だったので、嫌だなと感じていました。(最終HS過ぎは)面白い展開になったかなと思い、(取鳥)雄吾を迎え入れようと思ったのですが、松谷(秀幸)さんに来られて難しかったですかね。復帰してから、自転車が一番軽かったかな。ですが、今日は少し力が入っていない感覚もありました。徐々にですね。
(毘沙門天賞は)自力です。

3/新山響平(SS・青森107期)

レースは、突っ張りたかったのですが、脇本(雄太)さんの動きを見るのが遅くてダッシュで負けてしまいました。全日本選抜でも同じような形があったので、普通には抑えてこないと思ったのですが、対策できなかったです。マズイと思ったのですが、焦っていくよりも、自分のタイミングで仕掛けたほうがいいと思い(最終HS過ぎに)仕掛けました。思ったよりも出が良かったので良かったのですが、もうワン、ツーテンポ前にいけるところがあったのに、そこで仕掛けなかったので、佐藤(博紀)さんが大矢(崇弘)さんに入られてしまった。反省ですね。今、いい感じに乗れているので、もう少し上向けばいいかなと思います。
(毘沙門天賞は)単騎。

4/松浦悠士(S1・広島98期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)

叩くところでしっかり頑張ってくれましたが、(犬伏湧也が)苦しくなる感じの展開になりましたね。(最終HSは)伊藤(颯馬)君が来るということは、脚をためている寺崎(浩平)君が、すごい勢いで来るので、間に合わないと思い前に踏む形になりました。状態はいいと思います。
(毘沙門天賞は)清水(裕友)君の後ろ。

5/郡司浩平(SS・神奈川99期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)

青野(将大)が、ドンピシャのタイミングでいってくれました。脇本(雄太)さんと石原(颯)の動きを気にしていたのですが、後ろに石原で、最終HSの4コーナーで来ると思ったのですが来なかったので、あとは合わせて出ていく素ぶりを見せて。(最終BSに新山響平が来て)あれは止められないですね。状態は、少し重たい感じがします。力が抜けていない感じがありますね。どう修正できるかです。
(毘沙門天賞は)自力。

6/岩津裕介(S1・岡山87期)

初手は、なんとか一番後ろにならなくて良かったですね。(打鐘で)いい展開になったなと思いました。そのまま(青野将大を)叩けるのが理想ですが、叩けるスピードではなかったですね。(石原颯が)最終ホームで一度、行こうとしていましたがやめて、2回目に行こうとしたタイミングで郡司(浩平)君のあおりで、迷っている感じでした。体の感じなどは普通ですね。一走して気持ちが楽になりました。明日、もっといい走りができたらいいですね。
(毘沙門天賞は)松浦(悠士)君の後ろ。中国の3番手。

7/寺崎浩平(S1・福井117期)

先行したラインの3番手をイメージしていたのですが、上手く(伊藤)颯馬に切られてしまった。その後もピッチが良すぎましたね。前が踏み合っているのが見えたし、落ち着いて、空けた車間が詰まったタイミングで行こうと思っていました。踏み出しはすごくいいし、最終BSではいける感じがありました。ゴールまでを逆算して、しっかり踏めましたね。本当は、もっと古性(優作)さんを振り切りたかったです。
(毘沙門天賞は)自力です。ラインで決まるように、自分が勝てるように頑張ります。

8/松谷秀幸(S1・神奈川96期)

(打鐘手前で深谷知広が)叩きにいくと思わず離れてしまった。反省点ですね。その後は、行けるところまで行かないとと思いました。(全日本選抜の落車から)回復しているのですが、コーナーで低速からのダッシュに、しっかり付いていかないとですね。修正して頑張りたいと思います。
(毘沙門天賞は)郡司(浩平)君の後ろ。

9/眞杉匠(SS・栃木113期)

深谷(知広)さんを行かせると後手を踏むので。キツかったです。(最終HSは3番手に)入ろうとせず、すんなり仕掛けるべきでしたね。もたついてしまいました。自転車を調整していますが、少しマッチしていないです。バランスが良くない感じですね。
(毘沙門天賞は)単騎。

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【初日・10R=特別選抜予選】
まず取鳥雄吾が動いて眞杉匠をかわして赤板通過。眞杉が3番手に入ると、5番手から深谷知広がスパート。これに眞杉が合わせて深谷をけん制すると、深谷は後退するも、松谷秀幸が中国ラインの後位まで上がる。眞杉は最終HSから仕掛けると、逃げる取鳥をとらえて抜け出す。取鳥マークの清水裕友が眞杉を追う佐々木悠葵にけん制したところを松谷が突き、抜け出した眞杉を追う。ゴール前で松谷が差し脚を伸ばして1着。2着に清水、3着に眞杉が入線した。
1着:新山響平(SS・青森107期)
2着:郡司浩平(SS・神奈川99期)
3着:岩津裕介(S1・岡山87期)
※10レース結果

【初日・11R=特別選抜予選】
脇本雄太が上昇すると青板BS過ぎに新山響平をかわす。赤板前から6番手から青野将大が仕掛け、脇本を叩いて先手を奪取すると、石原颯が追い上げて神奈川ラインの後位につける。青野の先行で、番手の郡司浩平は車間を切る。最終HS過ぎ7番手から新山が捲りを打つと、最終BS過ぎに逃げる神奈川ラインをとらえていく。捲り切った新山が1着ゴール。青野の番手から郡司が2着。石原マークの岩津裕介が最終BSで郡司にスイッチして3着入線。
1着:新山響平(SS・青森107期)
2着:郡司浩平(SS・神奈川99期)
3着:岩津裕介(S1・岡山87期)
※11レース結果

【初日・12R=特別選抜予選】
赤板前に野口裕史伊藤颯馬を叩いていくと、犬伏湧也もすぐさま仕掛けて、両者の主導権争いへ。犬伏は野口を打鐘過ぎ2センターでとらえて、番手の松浦悠士は車間をあけて後ろを警戒する。伊藤が捲りを仕掛けていくが、最終2コーナーで松浦がけん制。最終HSで8番手だった寺崎浩平が捲りを打つと、スピードよく前団に迫る。最終BSから松浦が番手から抜け出すが、その外を寺崎が捕えていく。寺崎に古性優作が続くが、寺崎が押し切り1着。2着に古性で近畿ワンツー。3着に松浦が入線した。
1着:寺崎浩平(S1・福井117期)
2着:古性優作(SS・大阪100期)
3着:松浦悠士(S1・広島98期)
※12レース結果

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【過去の毘沙門天賞・レポート】
2024年3月22日・取手
1着:眞杉匠
2023年3月19日・別府
1着:平原康多
2022年3月19日・宇都宮
1着:松浦悠士
2021年3月26日・松阪
1着:郡司浩平
2020年3月27日・福井
1着:郡司浩平

(P-Navi編集部)

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