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【共同通信社杯】濱口高彰氏にアドバイスをもらう和田圭

2021/09/16(木) 21:00 0 2

岐阜競輪場共同通信社杯(GII)」は17日、初日を迎える。1Rに出走する和田圭に話を聞いた。

 コロナ禍ということで我々専門紙の記者も今までのような突撃取材は出来ず、誰かが聞いたコメントをみんなで共有する時代。聞いた人がホワイトボードに貼ってあるメンバー表に『自力』や『○○君』と書き込むのだが、1R5番車の和田圭のところに『①前取るならハコも』となっていて、頭の中にクエスチョンマークがたくさん浮かんだ。

最終的に「流れで」と書かれたメンバー表

 和田は「(番手勝負を)やらなきゃいけない番組だけど、やりたくなくて、こんな変なコメントになってしまった。1番(吉田拓矢)の番手は同期の鈴木庸之だし、前に世話になったこともあるんです。困ったなぁ…」と苦笑い。

 なるほど、たしかに、困った感じがよく出ているコメントだが、さすがに和田も『①前取るならハコも』がそのまま新聞に掲載されるのは微妙だと思ったようで、近くにいた元選手の濱口高彰氏に「濱口さん、教えて下さい。濱口さんならどうします(笑)?」と逆取材。そこで濱口氏にアドバイスを貰い、「コメントは『流れで』にします。これでお願いします」と結論を出した。

濱口高彰氏にアドバイスをもらう和田圭(右)

 和田が去ったあとにどんなやり取りをしたのか濱口氏に聞いてみると、「自分がもし同じ立場だったら、世話になっている同期には行けないし行かない。同期の中澤央治 (大阪)とはやりにくいですもん。そういうのも踏まえて、自分なら番手とは言わず、決めずにって言うかな、と答えました」と丁寧な口調で教えてくれた。

 もちろん、コメントが『流れで』でも番手をやらないと言っているわけではないし、朝イチのレースから和田がどれだけシビアになれるか注目したい。(アオケイ・長谷川記者)

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