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【瀬戸の王子杯争奪戦】今節のレース展望!

2025/03/03(月) 19:15 0 7

玉野競輪「開設74周年記念・瀬戸の王子杯争奪戦(GIII)」は6日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(アオケイ・長谷川編集長)

 清水裕友松浦悠士は数々のドラマを作ってき名コンビ。

 清水はS級S班、松浦はS級1班でパンツの色は違うが、ダブルエースとして責任感を持って走る。また幸せ配達人として多くの選手を引っ張ってきた取鳥雄吾も「そろそろ自分の番」と思っているはず。基本スタイルの先行・捲りでも十分勝負になるが、これまでの流れを考えると、清水や松浦が「雄吾のために」と一肌脱ぐケースもありそう。

 地元からは他にも岩津裕介河端朋之柏野智典といった実力者が揃っており、結果にこだわる4日間にしたい。

 揃った中国勢とは別線勝負になりそうだが、四国の大砲として活躍している犬伏湧也も優勝候補に挙げられる。4月からS級S班になり、責任も重大になってくる。脚だけなら競輪界でも5本の指に入る選手だし、一気にドーンのカマシはとにかくパワフル。GIタイトルを穫るのも時間の問題と言われる超大物だ。

 これまで関東を引っ張ってきた平原康多。これからの関東を引っ張っていく眞杉匠。昨年のグランプリでも連係していたSSタッグにも注目したい。

 並びは当然、若い眞杉が前で平原が後ろだが、吉田拓矢が加わり間に入れば、ラインの厚みは更に増す。

 南関は大物の自力選手が不在。これは地区的に痛いが、タテ型マーカーの小原太樹は、72周年記念の覇者であり、バンクとの相性もバッチリ。基本は青野将大佐々木眞也根田空史との連係になる。

 残念ながら古性優作が欠場になったが、近畿からは昨年大ブレイクした窓場千加頼に期待が集まる。今の近畿は、脇本雄太古性優作寺崎浩平窓場千加頼が四天王。ひと昔前のひ弱なイメージは完全になくなり、脇本雄太古性優作といった一流どころにも安心して前を任されるまでに成長。今年は一流から超一流になれるかどうか、真価が問われる1年となる。番手はファイターの南修二

 北日本は、菅田壱道の自在戦で、今年は更なる高みを目指している。援軍は佐藤友和竹内智彦大森慶一のベテラン陣。

 九州は山田庸平が主力級だが、若手の機動型が不在なのは痛い。渋い走りを持ち味にしている小岩大介がマークに回る。

 最終日に125期生のルーキーチャンピオンレースが行われる。S級で走っている森田一郎栗山和樹阿部英斗のスピードが抜けており、この3人のV争い。現時点で並びは不明だが、栗山和樹は同県の岩井芯を使えそう。将来性を考えれば、ナショナルチームのメンバーでもある、アフロ・中石湊

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