2025/02/24(月) 13:00 0 4
肺血栓からの復帰戦だったS級S班の清水裕友は、特別選抜予選からスタートするも、ここまで3日間989着と精彩を欠き、最終日は一般戦回りとなった。この日は前を任せた取鳥雄吾が内に詰まる苦しい展開も、最後は直線大外を強襲し意地の白星締めに成功。ただシリーズを通して満足のいく走りは全くできなかったようだ。
「もうちょっと勝負になるのかなって来たけど。ビックリするくらいダメでした。自分じゃないみたいで、人の体を借りて走っているような。気持ち的にも体的にも難しかった。とりあえず1着はよかったけど、取れたのは前で頑張ってくれた雄吾、こんな状態なのに後ろを固めてくれた湊(聖二)さんのおかげ。ちょっと時間をかけてやっていくしかないですね」
今後については「納得いくまで治してからにしないと出てこられない。今日も声援が多くてありがたかったけど、それに応えられていないので。お客さんにもラインにも迷惑をかけてしまっている。このままの状態では(次走の玉野記念は)いないでしょうね。とにかく時間をかけて、しっかり頑張りたいと思います」と言葉を選びながら慎重に見通しを語った。(netkeirin特派員)