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【スタールビー賞進出の9選手コメント】全日本選抜競輪G1(初日)レポート

2025/02/21(金) 20:35 0 2

2025年2月21日 豊橋競輪
大阪・関西万博協賛
第40回読売新聞社杯 全日本選抜競輪G1(初日)


今年最初のG1「全日本選抜競輪」が本日(21日)より豊橋競輪場で開幕した。第1レースから高配当が飛び出すなど、初日から激戦が展開。メーンの特別選抜予選(10R〜12R)は、順に松谷秀幸深谷知広眞杉匠が勝利をあげた。
2日目は初日の特別選抜予選(第10〜第12レース)で3着以内に入った9選手による「スタールビー賞」(第12レース)、一次予選の1着から4着、特別選抜予選の4着から9着の選手による「二次予選」(第6レースから第11レース)が行われる。なお、スタールビー賞の9選手は失格等を除き準決勝へ、そして二次予選は1着〜3着が準決勝進出となる。

※前検日レポートはこちら

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【2日目・12R=スタールビー賞】
1/松浦悠士(S1・広島98期)
2/深谷知広(S1・静岡96期)
3/菅田壱道(S1・宮城91期)
4/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
5/眞杉匠(SS・栃木113期)
6/守澤太志(S1・秋田96期)
7/岩本俊介(SS・千葉94期)
8/武藤龍生(S1・埼玉98期)
9/郡司浩平(SS・神奈川99期)

並び想定は
2深谷-9郡司-7岩本-4松谷
3菅田-6守澤
5眞杉-8武藤
1松浦(単騎)

深谷知広の番手に郡司浩平、その後ろを岩本俊介松谷秀幸が固める南関東の4車ライン。
菅田壱道には、守澤太志が付く東北の2人。
眞杉匠の後ろには、初日同様に武藤龍生がまわる栃木、埼玉の関東2車。
松浦悠士が単騎の競走となった。

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1/松浦悠士(S1・広島98期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
松本貴治が)前々にいってくれて、すごくいいレースをしてくれたと思います。眞杉(匠)君のペース配分が上手で、道中でラインが並走になりましたが、貴治が最後踏んでくれたので、間を入れる感じでした。追走は、あまり上手ではなかったかなと思いますが、要所、要所では外に降りられないように意識をもって走りました。2人で上がれたら良かったのですが。体は全く問題ないです。
(スタールビー賞は)自力自在に頑張ります。

2/深谷知広(S1・静岡96期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
スタートで、なるべく後ろにならないようにと、先行争いがどうなるだろうと、考えていました。(打鐘で山崎賢人に)付いていくか迷ったのですが、今日の風なら皆がキツいかなと思い、構えました。1着に届いているので、いいと思います。仕上がり自体は悪くないと思うので、しっかり準備と調整をしたいと思います。
(スタールビー賞は)自力です。

3/菅田壱道(S1・宮城91期)
(最終HSで脇本雄太が)山崎(賢人)君の巻き返しをすんなり出させてしまったことが、(新山)響平の誤算だったのかなと。(最終BSは)半信半疑でしたが、(新山)響平は、脚が残っているようにも見えたので、仕掛けるのを待ち、最後は内に行くしかないと思っていました。ガッポリ空いたので、思い切り踏み込みました。付き抜ける感触はあったのですが…。深谷(知広)君に踏み負けましたが、自分としては感触が良かったので、残り3日も戦えそうです。
(スタールビー賞は)自力自在。

4/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
打鐘くらいから、(郡司浩平が)後ろを見ながら、いつでも行ける態勢を整えているなと思ったので、いつ行くんだろうと思い、脚を使いました。郡司君の仕掛けは、いつもより短い距離だったのですごくて、(最終)バックでは前で決まった感じがありました。感触は、悪くないです。
(スタールビー賞は)南関東の4番手。

5/眞杉匠(SS・栃木113期)
細切れでどうなるか分からなかったのですが、自分の動く番が来たので行った感じです。いいペース配分で行けたと思います。昨日と今日、自転車のセッティングとシューズのサンを調整し、だいぶ感じが良くなったと思います。
(スタールビー賞は)自力です。(武藤と)2人で頑張ります。

6/守澤太志(S1・秋田96期)
(自転車が)全然、進まなかったです。3着なので、良かったのかなと。手応えとしては、付いていく分には問題ないのですが、抜くのは厳しい感じがありますね。日に日に良くなると思うので、しっかり修正と調整をしながら調子を上げていけたらと思います。
(スタールビー賞は)菅田(壱道)君の後ろ。

7/岩本俊介(SS・千葉94期)
あれだけレースのペースが序盤に上がれば、深谷(知広)君の脚なら最後は届くだろうと逆算していたので、落ち着いていました。仕掛けのタイミングに合わせたいのですが、深谷が強すぎて。ワンツー決めたかったので、悔しいです。感触は、前回(静岡記念)と同じくらいです。
(スタールビー賞は)南関東の3番手。

8/武藤龍生(S1・埼玉98期)
レースは、理想的でした。(眞杉匠は)すごく強かったですね。ここというところで踏み上がっていたし、最近付いた中でもいい眞杉ですね。思ったよりも余裕がなかったのですが、できることを。(最終HSを過ぎてから)後ろに松本(貴治)君も控えているし、古性(優作)君の出番になってしまうので、寺崎(浩平)君をできるだけ飛ばさないように気をつけていました。しっかり練習できた分、重さがありますが、しっかり調整して3日目、4日目と繋げていきたいです。
(スタールビー賞は)再度、眞杉君の後ろにいきたいと思います。

9/郡司浩平(SS・神奈川SS期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
犬伏(湧也)が突っ張るのか、引くのかでレースが変わると思ったので、ヨシタク(吉田拓矢)が切るタイミングに集中していました。(最終HSは)自分の保つ距離だったので、犬伏が引き切ったのを見て、遅くならないように仕掛けました。1周カマシくらいだったので、練習通りの感じで行けました。手応えとしては、悪くないと思いますが、松谷(秀幸)さんに抜かれているので、そこは修正したいと思います。
(スタールビー賞は)深谷(知広)さんの番手です。

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【初日・10R=特別選抜予選】
赤板過ぎに吉田拓矢犬伏湧也を抑えると、3番手になった郡司浩平が最終HS前からカマシて主導権取り。窓場千加頼の捲り追い込みは、郡司ラインの松谷秀幸守澤太志がけん制。ゴール前で松谷が郡司を差し切り1着。郡司が2着、3着に守澤でライン上位独占が決まった。
1着:松谷秀幸(S1・神奈川96期)
2着:郡司浩平(SS・神奈川99期)
3着:守澤太志(S1・秋田96期)
※10レース結果

【初日・11R=特別選抜予選】
赤板で脇本雄太が上昇すると、新山響平が突っ張る。それでも脇本は新山をかわして先頭に立つと、今度は打鐘から山崎賢人が仕掛けて、最終HSで脇本を叩いて九州ラインが先行していく。3番手から脇本の捲りは不発。8番手から捲り追い込んだ深谷知広が大外一気に1着。新山マークの菅田壱道が抜け出し2着。深谷マークから岩本俊介が3着に入った。
1着:深谷知広(S1・静岡96期)
2着:菅田壱道(S1・宮城91期)
3着:岩本俊介(SS・千葉94期)
※11レース結果

【初日・12R=特別選抜予選】
打鐘前に松本貴治松井宏佑を抑えると、打鐘で眞杉匠が仕掛けて先行態勢へ。寺崎浩平もすぐさま巻き返すが、眞杉マークの武藤龍生の横まで。逃げた眞杉が、そのまま押し切り1着ゴール。2着に武藤が続いて関東ワンツー。松本マークから直線伸びた松浦悠士が3着に入線した。
1着:眞杉匠(SS・栃木113期)
2着:武藤龍生(S1・埼玉98期)
3着:松浦悠士(S1・広島98期)
※12レース結果

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【過去のスタールビー賞・レポート】

2024年2月10日・岐阜
1着:東口善朋
2023年2月24日・高知
1着:古性優作
2022年2月21日・取手
1着:平原康多
2021年2月21日・川崎
1着:郡司浩平
2020年2月9日・豊橋
1着:和田健太郎

(P-Navi編集部)

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