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【新田祐大、島川将貴が連勝】小松島競輪ミッドナイトG3(S級準決勝)レポート

2025/02/19(水) 07:30 0 2

2025年2月18日 小松島競輪場
ミッドナイトG3(2日目)
※ミッドナイト開催


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【小松島競輪G3(2日目)7R=S級準決勝】
赤板で照井拓成が先頭に立つと、その動きに合わせ、高久保雄介が打鐘手前で照井を抑えていく。打鐘過ぎに5番手の久田裕也が動き、さらに中団からも照井が仕掛けていくが、最終BSで久田が照井を叩き切り先頭へ。抜け出した久田の番手からゴール前でかわした島川将貴が1着。2着は久田で徳島ワンツー。照井の番手から松坂洋平が徳島勢を追って3着。

1着/島川将貴(S1・徳島107期)
今回成績:予1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:5回目(24年1月高松以来)

(初手は)後ろより前の方がいいので、取れたら前から。久田君が行ってくれたし、松坂(洋平)さんが来ると思ったので、来ても行ける態勢にしていました。(久田が)ほんまに強かったですね。感じはあまり良くないけど、しっかり追走はできています。時間があるので、自転車の微調整はします。今回に限らず、次につなげていきたいので、少しでも感じ良く追われたらと思っています。

決勝も、久田君に頑張ってもらいます。

2着/久田裕也(S1・徳島117期)
今回成績:予2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:4回目(24年7月佐世保以来)

地道に練習してきて、ちょっとずつ復調気味です。合わせられると思ったので、外々に踏んでいきました。(ワンツーで)良かったです。成績が悪かったので、少しでもいいように進めようと思っていました。高知からフレームを換えて、懐が広いので踏める感じがありますね。また明日、やれることをやります。

(決勝は)自力です。

3着/松坂洋平(S1・神奈川89期)
今回成績:特7・準3
G3優勝:3回(20年2月小倉

(3着で乗れたのは)大きいですね。明日は新田君の番手に。付いていければあると思うし、頑張ります。

※7Rレース結果

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【小松島競輪G3(2日目)8R=S級準決勝】
赤板手前から林大悟が上昇するが、土生敦弘が突っ張り、そのまま土生が先行態勢に入っていく。3番手に鈴木竜士、5番手に林の隊列で最終HSを通過。最終2コーナーから鈴木が捲ると、逃げる土生を最終BS過ぎに捕えて先頭へ踊り出る。捲り切った鈴木が押し切り1着。2着には番手の佐藤礼文で関東ワンツー。3着には鈴木ラインを追った林が入った。

1着/鈴木竜士(S1・東京107期)
今回成績:特2・準1
G3優勝:0回
G3決勝:10回目(24年10月京王閣以来)

後ろ(佐藤礼文)は元同県ですし、お互い知っているので、そういう組み立てになりました。(展開は)ラッキーでしたね。あとは2コーナーでいこうと。(初日も)抜けなければ何の意味もないし、自転車なり、体がなり、もっと煮詰めないといけないところはあります。脚力不足なので、しっかり練習していきたい。

(決勝は)自力です。

2着/佐藤礼文(S1・茨城115期)
今回成績:予1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:初

(鈴木)竜士に連れて行ってもらいました。作戦から流れで行くだけだったので、緊張しました。普段は作戦を組んでいくけど、竜士のときは流れでいくから。最後2人で出たら、そこからで、まずは竜士にくっついていくだけ。打鐘で来たら踏む雰囲気があったので、外目にはずして、踏み遅れないようにだけしていたら、土生が駆けてくれたのでね。竜士さまさまですね。

(決勝は)関東の3番手。

※8Rレース結果

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【小松島競輪G3(2日目9R=S級準決勝】
晝田宗一郎が上昇して赤板過ぎに先頭に立つと、金子幸大が打鐘前に晝田をおさえ、さらに前受けから引いた大川剛がスパートして、金子を叩いて主導権を奪い返していく。逃げる大川の番手では新田祐大が車間をあけて後続をけん制。新田は直線で抜け出して1着ゴール。東北ラインを3番手で追った金子幸央が直線で差を詰めて2着。金子マークの磯田旭が3着で入線した。

1着/新田祐大(S1・福島90期)
今回成績:特1・準1
G3優勝:14回(24年8月松山

大川(剛)君がいいレースをしてくれたので、それを残せなかったのが…。(調子は)問題ないです。 決勝は地元も2人で、久田の勢いもありますね。しっかり自分は自分の力を出し切って、頑張りたいと思います。

2着/金子幸央(S2・栃木101期)
今回成績:予2・準2
G3優勝:1回(23年8月和歌山

スタートがすべてでしたね。哲男さんの前に出て、ラインで中団取れたのが、2着に入れた要因です。(大川が)突っ張れば、付いていくし、来て勢いが良ければ中団。(大川が)来ることが分かっていたので、3番手に入りましたが、そこからはキツかったですね。ぴったり付いて、最後は抜くだけだと思っていましたが、もう少しで抜けそうでしたけどね。3日制ですが、G3決勝は久しぶりに乗れたので、感触はいいと思います。

(決勝は)鈴木君の番手を回らせてもらいます。

※9Rレース結果

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小松島競輪G3(最終日)9R=S級決勝】
1/新田祐大(S1・福島90期)
2/鈴木竜士(S1・東京107期)
3/松坂洋平(S1・神奈川89期)
4/金子幸央(S2・栃木101期)
5/佐藤礼文(S1・茨城115期)
6/島川将貴(S1・徳島109期)
7/久田裕也(S1・徳島117期)

決勝の並び想定は
1新田-3松坂
2鈴木-4金子-5佐藤
7久田-6島川

新田には、初日特選と同じ連携で番手に松坂。
関東3車は、鈴木を先頭に、金子が番手で、佐藤が3番手を固める。
久田と島川の徳島2車は初日から3連続の連携で決勝に挑む。

初日特選は逃げ切り、準決勝は番手回りで連勝を決めた新田祐大が、豪快な自力戦で完全優勝を決めてくるか。
攻め幅広い鈴木の動向も注目で、ライン3車のアドバンテージも生かして関東勢の上位争いも。
地元2車は枠こそ外寄りだが、復調気配の久田が果敢に攻めれば、今開催3回目の久田との連携となる島川が、G3初優勝を地元ミッドナイトで掴む可能性も十分だろう。
競輪界で2開催目となるミッドナイトのG3戦。真夜中の激戦を制するのは……!?

(P-NAVI編集部)

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