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【春日賞争覇戦】今節のレース展望!

2025/02/06(木) 18:15 0 4

奈良競輪「開設74周年記念・春日賞争覇戦(GIII)」は8日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

 大本命だった脇本雄太は早々と欠場届けを出している。これで、豊橋・全日本選抜は、ぶっつけ本番。S班のメンバーは郡司浩平古性優作平原康多の3人。

今節注目の郡司浩平

 近況の充実度は郡司浩平が一番。今年は立川記念から始動して準優勝、続く松阪記念が優勝、そして追加で走った高松記念が優勝と絶好調。しかも高松記念のVは、長い審議になったがセーフとなっておりツキもある。今大会は同県の松井宏佑との連係が基本となるが、自力でやっても問題ない。神奈川3番手は地味だがタテ型の小原太樹

松井宏佑

小原太樹

 古性優作和歌山記念の優勝からスタート。

古性優作

 前回の松阪記念は郡司浩平にやられたが、相手が深谷・郡司のタッグだったし仕方ない面もある。これが記念でなく、GIなら、もっとアグレッシブに走っていたはず。ワッキーが不在だが、次の全日本選抜に向けて、自分でやるのはプラス材料かも。当然、近畿の先頭で頑張るが、三谷兄弟や、近畿が決勝に大挙進出なら別線になる。これも、ガチンコでやる近畿の良さ。

平原康多

 関東は平原康多が指令塔で佐々木悠葵小林泰正が機動型。平原は大宮記念での落車からの復帰戦。今年も怪我との戦いになるが、不屈な闘志を持っているのは立派。佐々木は大宮記念で優勝し、ラインを考えて、レース内容も良くなっている。 

佐々木悠葵

 北日本は40歳以上のオールドメンバーで小松崎大地山崎芳仁佐藤友和飯野祐太新山響平に続く自力選手が出てこないのが痛い。

小松崎大地

 中部も手薄で、今回は中四国のメンバーもきつい。九州も北津留翼ぐらいで、近畿祭りになる可能性も。

近畿の石塚輪太郎

 その地元勢だが、看板スターのGI覇者の三谷竜生は4度目の地元記念優勝を目指す。三谷将太も協賛GIIIを獲っており、命より大切な地元シリーズだ。

三谷将太

 初日特選メンバーの想定の並びだが、近畿は古性優作三谷将太。神奈川トリオは松井宏佑郡司浩平小原太樹で間違いないだろう。北日本は小松崎大地が単騎の自在戦。問題は関東勢だが、群馬の2人の前後がどうあれ平原康多は3番手。年齢と最近の戦法からも佐々木悠葵小林泰正の折り合いだと思うが、2人で話して逆もあるだろう。

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