2025/04/18(金) 18:15 0 0
伊東競輪場のミッドナイトFIシリーズが19日に初日を開催。注目は2025年度から実施される「KEIRIN ADVANCE」。S級選手たちが新たなレーススタイルに取り組む。6Rアドバンス予選1Bを走る長谷川飛向に話を聞いた。
追加参戦の長谷川は「追加が入った時点で立川にいる人たちにお願いして、単騎形態のレースをしてもらいました」と初物となる当レースへ向けて対策を練ってきた。だが「何回かしましたが、ぜんぶボクがビリでした(苦笑い)」と散々たるものだった。
それでも、失敗を重ね得るものもあったという。「やむくもに駆けるとバックまで持たないし、だからって溜めすぎると脚を溜めたまま終わってしまう。誘導との距離感とか考えるものがありましたね」
今節は開催第一弾とあってレースのサンプルとなるものがない。かえって、それが長谷川のヤル気を刺激している。
「みんなが初めてでしょう。どうやって走ったらいいかわからないだろうし、そのスキを突いてかき回したい。何回かやるとみんな経験を重ねて慣れてくる。脚がないボクには今しかチャンスがない。伊東は前に追加をもらって優勝したことがあるし縁起がいい。ジンクスを大事に頑張りますよ」と間隙を縫って一撃狙っている。(netkeirin特派員)