2025/02/01(土) 22:45 0 0
今シリーズのオープニンググレースは吉田優斗-阿部利光の北勢後位を、高橋由記と浦山一栄の関東両者と、千原洋晋と大崎龍一郎の近畿コンビがともに主張し3、4番手が並走となった。
番組マンの意図としては千原が自力で動くことを想定したと思われるが、前期は間一髪で代謝を回避した千原がルーキーとの二分戦を避けるべく先に「北へ」とコメントを出して"関東勢が別で動いてくれればラッキー"という思惑があったようだ。ただやはり関東勢も引かず結局、高橋が3番手を取り切り、競りにならなかった千原は7着と大敗した。
自力を封印して東の4番手を固めた浦山は「千原君の(徹底先行の)レーススタイルは好きだし今まで何回も先行争いをしてきたからね。千原君が自力でやるなら、俺も動いて三分戦にするつもりでした。でも先に(北の後ろとコメントが)出ていたから、ちょっとそれは競輪道的にどうなのって。東同士だし、そこ(北の後ろ)を明け渡すのは違うかなってことで東でまとまろうと。自信があれば俺が由記の前で3番手だったんだけど、この点数だし由記にはいつも迷惑かけているから俺が4番手になりました」と並びの経緯を明かした。
そして「レース後に千原君も『失敗しました』って言っていましたよ。彼もせっかく代謝を回避できたんだから、今度は自力で戦おうなって伝えました。俺も(勝負権のない)4番手を回ってしまったし、今日はヘッポコなレースを見せてすいませんでした」といかにも古き良き競輪をする浦山らしいコメントを残した。(netkeirin特派員)