2025/01/27(月) 10:30 0 2
今回のチャレンジ戦は4個レース制。各地で強さを見せつけている125期が3人いて、唯一ルーキー不在だった初日2Rは藤井將、篠田樹、清水健次の113期トリオによる同期対決が組まれた。ここではレース後、3人に心理面も含めて振り返ってもらった。
藤井:面白かったですね。競輪学校じゃないですけど、なんか新鮮でした。最近は新人と戦うことが多かったので。やりにくい、やりやすいとかもあまりない。始まってしまえば敵なので。同期に競り込んだこともあるし。やりにくさで言ったら、地元選手の内に行ったりする時の方が気を遣いますね。
篠田:同期だから相手がどういう人なのかはわかっているけど、レースは毎回違うので。同期対決のやりにくさ、やりやすさとかはそんなにないかな。それよりも地元戦だったので。そっちの方が意識したかな。
清水:特に考えてなかったですね。レースはレースなので。気持ちだけは負けないように、それだけでした。
レースは前受けの篠田が、赤板で後ろ攻めから上昇した清水を突っ張った。ただ、清水も打鐘から再度スパートすると、篠田が送り出して3番手を確保。6番手になった藤井が最終ホームから仕掛け、後方では接触もあって落車のアクシデントレースに。藤井が一人旅の形になり、清水が離れながらも懸命に追いかけると、踏み上げて清水後位まで上がっていた篠田が最後は清水をかわして2着。清水が3着に粘って113期トリオが上位を独占した。
清水:突っ張られちゃったけど、あのままではどうにもならない。動かないとキツいかなと思って仕掛けた。なんとか3着に踏ん張れたし、感じはそんなに悪くないのかな。良くなかった頃を思うと上向いていると思います。
篠田:1回は突っ張って、2回目のあの感じなら出してもいいと判断して。ただ、藤井さんが内から来るかもしれなかったので、内と外の両方を気にしないといけなくて難しかった。キツかったですね。ちょっと重かったけど、とにかく地元で準決勝に勝ち上がれて良かった。3人で決まったんですね。たまたまだろうけど、そんなこともあるんですね。
藤井:シミケン(清水)が切った時はなんかしみじみと懐かしい感じになりましたね。自分もそんな思いのまま仕掛けて行った。チャレンジは125期だけじゃなくて113期も頑張っているぞっていうのをアピールできたかな。脚的には問題ないですね。
それぞれが力を出し切っての準決勝進出。藤井と清水は3Rで125期の松本定撃破を目指す。(netkeirin特派員)