2025/01/17(金) 18:00 0 6
大宮競輪の「東日本発祥倉茂記念杯(GIII)」は18日に3日目を迎える。準決勝10レースに出走する伊藤颯馬に話を聞いた。
快速捲りで初日特選を制した伊藤颯馬。二次予選でも当然人気の軸に推されたが、7番手に置かれる苦境な流れ。それでも強引に捲り切ってマークした中本匠栄、嶋田誠也まで流れ込み九州独占となった。
「流れに沿って走ろうと思っていたけど、風が強かったし、先行争いは出来るだけしたくないと考えていた。ただ、それが裏目に出てあの位置(7番手)になってしまいました」と組み立て面では反省も。
それでも二次予選の勝利で連勝は6に。本人自身も調子のよさを感じているようで「直線が長いし、溜めて追い込めたらと思いました。レース内容はイマイチだったが、脚の感じは悪くないし、このままの調子で準決勝も突破したい」と確かな手応えを感じている。
勝負の準決勝は10レースに出走。寺崎浩平-村上博幸からの人気となりそうだが、今の調子なら本線撃破は十分。再度中本と決める自力戦で昨年7月以来の記念優出を目指す。(アオケイ・松野記者)