2025/01/16(木) 15:00 0 0
大宮競輪の「東日本発祥倉茂記念杯(GIII)」が16日に開幕。1Rの一次予選に出場した大川龍二に話を聞いた。
どんな展開でも突っ込んでくるタテ脚が魅力の大川龍二だが、2場所前の取手を77欠、前回の4日制岸和田FIも7646と突如大スランプに陥った。年が明けて新年初戦となったこの日は、西田優大の番手ということもあり人気の中心に推されたが、逃げた西田をかわすことができず2着。それでも最低限の走りはできたようで、少しだけ柔らかい表情で現在の思いと状態を語った。
「西田君は500が苦手と言っていたのに。騙されました(苦笑)。初連係でもあったし、彼は岡山で練習しているから一緒に練習することもあまりないので(脚力がわからず)難しかった。1着で買ってくれた方には申し訳ないけど、それでもこの2場所を考えると周りも見えていたし脚は大丈夫なのかなって。(悪かった2場所は)見つめ直したり、フレームや体調などいろいろ(原因は)あるけど、全部言い訳になってしまう。この点数を見て車券を買ってくれる人がいるわけだし、悪い時なりの走りができなかったというのは反省しています。今回はやってやるぞ、巻き返したい、という気持ちが強いので精いっぱい頑張りたいと思います」
鋭いタテ脚は大宮バンクでこそ生きるはず。2日目はどんな展開になっても上位を目指し、ここ2場所期待を裏切っていた分をファンに還元するつもりだ。(netkeirin特派員)