2025/01/09(木) 16:30 0 5
過去、時代を作ったと言えば、高原永伍、中野浩一、井上茂徳、吉岡稔真、神山雄一郎、村上義弘、脇本雄太と言った順番か。もちろん、その途中にも多くの選手が名を刻んだ。これから10年、20年、時代を作って行くのは古性優作で間違いない。まだ、33歳の若さだし、円熟味も増して、更に進化する。
古性優作は「チャンスのある展開なら有利に勝てる。そうでない厳しい展開でも、今年は獲りに行きたい。ミスが2個ぐらいあっても、勝てる脚力ですね。31日だけ休み、元旦からガッツリ練習。夜も10時には寝るので、正月気分もいっさいなかった。昨年の4月に、ナショナルチームの合宿に参加。脚力の無さを実感したし、あれがターニングポイントになった」。
近畿も若手が育たず、ワッキーと古性の2枚看板のまま。近畿の競輪を考えると、古性が言うように、寺崎浩平と窓場千加頼がキーマンになる。村上兄弟が築き上げた近畿の競輪を、これから、どう古性がブラッシュアップしていくかも注目される。(町田洋一)