閉じる

【寺内大吉記念杯】準決で坂井洋の番手を主張した一戸康宏「僕がすんなり3番手を回っていればよかったのかもしれないけど、自分も自力選手なので…」

2024/12/29(日) 18:45 0 7

静岡競輪KEIRINグランプリ2024(GP)」シリーズが29日に2日目を開催。「寺内大吉記念杯」10RのS級準決勝に出場した一戸康宏に話を聞いた。

最終日は「自力勝負します」と話した一戸康宏

 準決10Rの関東は坂井洋一戸康宏諸橋愛の3人。番組マンの意図としては坂井-諸橋が並び、一戸は3番手か単騎か、と想定したのかもしれないが、一戸が諸橋の了解を得て坂井の番手を回り、諸橋は熟考の末に単騎戦を決断した。

 一戸と諸橋の連係は過去に2回あり、2016年12月の小倉では一戸の先行に乗って諸橋が1着。去年5月の小田原は一戸が前を叩けずも自力に転じた諸橋が1着と、諸橋は一戸の番手から2勝を挙げていた。

「(それもあって)番手を回してもらえればと思ったし(諸橋が)回してくれたんだと思いますが…」

 ただ、1番車の諸橋が味方にならなかったことで坂井は苦しい展開を強いられ、一戸も共倒れに終わった。「僕がすんなり3番手を回っていればよかったのかもしれないんですけど、自分も自力選手なので…」と歯切れは悪かったが、自力選手として曲げられない部分があったのだろう。

 最終日は茨栃勢と袂を分け、同県の宿口陽一の前で「自力勝負します」と宣言。モヤモヤを吹き飛ばす豪快な一撃を期待しよう。(netkeirin特派員)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票