2024/12/21(土) 14:00 0 1
競輪場に姿を現した小嶋は何やらニヤニヤ。記者団に囲まれメンバー表を目にするや「フフフ、オレがどんなコメントすると思う?」と逆取材。記者から「中部スジで棚瀬(義大)選手の番手ですよね?」との声が上がると「ヘッヘッヘ。そう、思うでしょ。でも、大学スジってあるの知ってる?」と1番車の坂田康季を指差した。
坂田は日本大学の後輩で「ウチの子どもが2年のときに坂田は1年」と接点があり、10月高松決勝では連係もしている。
「高松の決勝の前に、アイツがオレに言ってきたコメントがまたカッコよかったんだ。『先輩、赤板からガンガン行くから出て行ってください!』って。だからオレは期待してさ、おー! ってなったんだけど、いざレースとなったらドップリまくりでアイツが優勝した。もう、なんなんだお前はって(笑)」
坂田との可笑しくも悲しいエピソードを明かしたが、もちろん今回は中部の後輩である棚瀬に付ける。
「大学スジとは言ったけど、冗談だよ。棚瀬はこれからも一緒に走るし未来があるいい選手。坂田に付いちゃ怒られる(笑)」と初連係の棚瀬に身を預ける。
また、今回は2018年に函館で大竹慎吾(大分)が記録したレインボーカップにおける最高齢特昇の更新もかかっている。
「来期S級だし、モチベーションはそこ。記録に挑戦できるってことでよりヤル気にもなるよ。まあ3着以内じゃなしに、優勝して記録を更新したいね」と身を乗り出した。(netkeirin特派員)