1R1着 川田真也

　ここまで6走してバック1本。前検日には「上でやるには苦労すると思うし自力を出していかないと。中距離種目をやっていたしどちらかといえば地脚。それを活かせるレースができていない」と話していたが、初日は違った。スタートで飛び出して前受すると、突っ張り先行で直線でも寄せ付けず逃げ切った。

「形にもっていけました。もうちょっとペース配分とか改善点もあるが落ち着いて走れました」

4R2着 織茂雄一郎

　ここまで6走で5本のバック。1勝だが先行はできていた。スタートで飛び出して突っ張り先行。捲られはしたが4角では頭を出して抵抗し、何とか3着入線。繰り上がりの2着に逃げ粘った。

「赤板のところで別線に後ろに入られると思って、そこで脚を使ってしまった。その辺を上手くできれば良かったですが。最後はあのままだと行かれちゃうし、気付いたら頭が出ていた。準決も自分の走りができれば」

6R3着 小田恭介

「ダッシュは得意。中途半端なレースだけはしないように」と話していた。スタートで飛び出すと、突っ張り先行。ズブズブを食って危うく4着だが、先輩に貢献し先行があるところを見せた。

「突っ張りは決めていた。最後は(勝ち上がり失敗を)覚悟しましたよ」

7R1着 中村龍吉

「もともと中距離をやっていたし、ロードもやっていたので長い距離を踏めるのが持ち味。師匠の成田和也さん、酒井雄多さん、アマチュア3人で練習しています。酒井さんにはお互いに出し切れる練習ができるねって言ってもらってます」というように将来有望な地元のホープだ。やはりスタートで出ると突っ張り先行。強烈に踏み直して地元ワンツースリー。3連単は150円だった。

「想定とはちょっと違ったが、ずっと後ろを見て、どのタイミングで来ても(先頭の)位置は変わらなかったと思う。結果的に自分の展開に。ハイペースのレースほど持ち味が出るので。S取りして赤板からの仕掛けは養成所でもやっていた時期があったので。S取りで脚を使うということはない。最後はもう一段、上げられる余裕もありました」