2024/08/04(日) 18:00 0 0
初日特選を上がりタイム10秒8の好まくりで制すると、準決は車を下げ様子を見極めこちらもひとまくり。上がりタイム11秒0と景気いい仕掛けで番手の坂本匡洋とワンツーを決めた。
「ホームの緩んだところで行ければ良かった。でも点数に余裕が無いこともあって構えてしまった」と課題を口にしたがピンピンで勝ち上がるあたりはさすがで、スピードは今節参加メンバーのなかでは圧倒している。
今期、A級に陥落し4場所目だが、この日の準決まで11走中、目標があったケースは1度しかなく、ほぼ自力で戦っている。今年10月に41歳を迎える森山にとっては厳しいものがあり「目標があったのは前回の決勝で徳島の小川将二郎君に付けられたときだけ。九州の後輩たちはどこへ行ってしまったのか(苦笑い)」とぼやくことしきり。今回も争覇クラスの長松大祐が途中欠場したため、頼みの綱がいなくなってしまった。
決勝ももちろん自力で戦う。「最近は持つ距離を測った仕掛けだったり、まくってもまくられたりとか中途半端なレースが続いているけど、今回の2走は久しぶりに感じよく走れています。S級に戻ってから苦しまないよう、タテの脚はキープしておきたいし自力でいいです」と、決勝8Rは秋本耀太郎や奥出良ら若手たちの挑戦を堂々と受けて立つ。(netkeirin特派員)