西武園競輪場の「サンケイスポーツ杯(FI)」は12日、初日を迎える。10RのS級予選に出走予定の篠田幸希に話を聞いた。
篠田は前節の豊橋競輪(FI)の準決と決勝で同じ年齢の森田優弥(埼玉・113期)の番手を回った。同学年だが、篠田はデビュー1年の新人。
何となく違和感があり、そのことを本人に聞くと「森田君は格が上過ぎて…。前でと言う勇気がなかった。自信もなくて、迷っていて先輩にアドバイスを貰ったら、『そんな気持ちなら後ろの方がいいかもと』。それで後ろになった」と経緯を教えたくれた。
そして続けて「次に一緒のレースになったときは、自分が前でと言えるように、もっと力を付けていきたい」。(アオケイ・伊藤記者)