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【伊東競輪・ミッドナイト】同県同期の活躍に刺激を受ける佐山俊樹

2021/07/15(木) 11:00 0 0

伊東競輪場で行われる「ニッカン・コム杯」が14日に開幕した。5RA級予選に出場した佐山俊樹に話を聞いた。

初日のレースについて猛反省する佐山俊樹。しかし腰の状態は前より良いようだ。

 腰痛の影響で「直前はケア中心。ほとんど練習できていなかった」という佐山は初日、切って飛びつきを狙うも失敗に終わり“4番手流れ込み”に終わってしまった。

「何もできなかったし、後ろの國廣(哲治)さんを邪魔しただけになってしまい申し訳なかった…」とレース後は泣きそうな顔で平謝り。それでも収穫は得られたようで「自転車が進みそうな感じは(腰を痛める)前よりあった。不安が勝ってしまって仕掛けられなかったけど、動いていたらもしかしたら…(伸びていたかも)。せっかく準決に上がれたし次こそやれる事をやって見せ場を作りたい」と前を向いた。

 15日の夕方には同県同期の久木原洋がS級初優勝を達成。
「久木原さんは今、本当に強い。(平原)啓多さんも調子を上げているし、天才と言われる吉田昌弘さんもいる(笑)。埼玉97期の中では自分がビリ。このまま置いていかれないように、自分も上を目指したいと思います」。

 そう話す佐山の表情はいつもよりキリッと引き締まっていた。(netkeirin特派員)

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