2024/05/27(月) 23:30 0 6
高知競輪場で27日「第71回全日本プロ選手権自転車競技大会」が行われた。ケイリンは山口拳矢、1kmタイムトライアルは菊池岳仁、エリミネーションレースは小林泰正が連覇達成。スプリントは河端朋之が優勝を決めた。(アオケイ・宮本記者)
優勝者は寛仁親王牌の初日メイン 『日本競輪理事長杯(理事長杯/日競杯)』に出場でき、決勝進出者は特選2レースに出場できる。
決勝は以下の並び(並びは抽選によって決まる)
⑥山田庸平-①郡司浩平-④山口拳矢-⑤荒井崇博-②松井宏佑-③新山響平-⑦眞杉匠
残り1周半の打鐘でペーサー(誘導員)が外れ、残り1周目掛けて4番手から⑤荒井がカマした。最終バック目掛けて3番手から①郡司が捲ったが、乗って4角外を踏んだ④山口が抜け出し、その後ろにいた②松井が2着まで食い込んだ。
以上の結果になったが、昨年の富山開催に続いて山口がケイリンで連覇を決めた。
山口コメント
決勝にいけたので、連覇を狙っていました。準決勝でギア不足を感じたので、決勝ではギヤを上げた。それが良かったのかも。まあ、初手が良かったんですよ。流れが良かったのもあるけど、カーボンの自転車で進みもよかった。それくらい競輪も進んでくれるといいんですけどね(苦笑)。
優勝者は寛仁親王牌の初日メイン 『日本競輪理事長杯(理事長杯/日競杯)』に出場できる。
昨年の富山では1分3秒137で大会記録を更新したが、今回は1分3秒092で更に大会記録を更新し、菊池岳仁が堂々の連覇。
菊池コメント
作戦通り思い切っていけました。バンクコンディションも良かったので。新田(祐大)さんが自分の前で良いタイムを出していたけど、気にしても仕方がないですからね。500バンクだったけど、そこまで気にせずいつも通りの500バンクみたいに走りました。親王牌は地元の弥彦で開催されるので、そこに向けて今日からまたスタートと思って練習を頑張りたいです。
25選手が同時に走り、規定周回ごとに最後に通過した一人が脱落していくエリミネーション。昨年の富山開催と同じく、小林泰正、小林潤二、舛井幹雄の3人が生き残り、最後は泰正VS潤二の小林一家対決となったが、泰正が振り切って以下の通りとなった。
泰正コメント
(潤二に『泰正が花を持たせてくれなかった』と言われて)連覇は意識しちゃいました(笑)。ダービーからずっとレースが詰まっていて、正直調子は良くない。この後も中3日くらいで地元の前橋記念なので(苦笑)。何とか整えて地元記念に挑みたいですね。(エリミネーションのコツを聞かれて)元々、中距離をやっていたのが大きい。もっと強い人達と戦っていたし、そんな人達から指導も受けてきたので、それも大きいのかなと思います。
優勝者は寛仁親王牌の初日メイン 『日本競輪理事長杯(理事長杯/日競杯)』出場でき、2位〜3位は特選2レースに出場できる。
河端コメント
(昨年の富山開催の覇者でもある)雨谷君は33バンクが得意ですからね。500バンクのスプリントなので探り探り。自分が先に行ってしまうと後ろから交わされてしまうんじゃないかっていうのは思っていました。ぶっちゃけて言うと理事長杯でも特選でもどっちでも良かったけど、理事長杯に乗れたのでしっかり頑張りたいと思います。