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【青森競輪・ミッドナイト】安部達也「ハンドル周りをやってよくなった」

2024/04/27(土) 09:30 0 0

青森競輪場で25日からミッドナイト競輪「競輪公式投票CTC杯(FII)」が開催されている。最終日の27日に行われる決勝7Rに出場する安部達也に話を聞いてみた。

「ゴール前で踏み込んだら車が出てくれて差す事ができました」と話す安部達也

 初日は宮下一歩-古屋琢晶の3番手。番手の古屋琢晶が競り負けたが、競り勝った佐々木省司に乗り換える形から直線で伸びて2着。準決勝は古屋琢晶のまくりに食い下がって、ゴール前で寸チョンの1着とオール連対で決勝へ進出した。

 その決勝は栃木-栃木で組む矢野昌彦古屋琢晶が別線となり、初日からの流れで古屋琢晶の番手となった。

 準決勝が終わり検車場に引き返して開口一番「差しちゃいましたか?」と苦笑い混じりに戯けて話す。

「古屋君のダッシュが凄くて、ちょっと口が開いちゃいました。(逃げた佐山寛明の番手の)富永さんが古屋君を振ってくれたので、スピードが落ちて付け直すことができた。もし、自分のところに(ブロックが)来たら危なかったです。ゴール前で踏み込んだら車が出てくれて差すことができました」と振り返る。

 決勝のことに話を振ると「古屋君と矢野君は別でやるみたい。それなら初日からのこともあるから、古屋君の番手が自然でしょう。今回は思うところがあって、初日からハンドル周りのセットをちょっといじったんです。それから自分のフォームを確認しつつ、2日目まで走っているんだけど、最後に車を外した時に腕が開いちゃうのがちょっとね。そこが改善できるようになれば、もっと良くなると思う。優勝? かなりしていないよ。コロナ前にあったかどうかですね。もう覚えてない(苦笑)」と話してくれたが、その表情は明るかった。(アオケイ・忍足記者)

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