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【花と海といで湯賞予想】吉田拓矢と岩本俊介を中心に、厚い戦力でその脇を固めることができるか!? /競輪予想・ウマい車券

2024/03/14(木) 10:00 0 3

伊東競輪場で14日からナイター開催する「花と海といで湯賞万博協賛(GIII)」。BSの位置取りも想定した本格競輪予想を提供する、予想屋「倉本匠馬」が今シリーズの展望、おすすめ選手を紹介します。
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吉田拓矢(撮影:北山宏一)

 今年の「花と海といで湯賞万博協賛(GIII)」は、前後に「金亀杯争覇戦(GIII)」と「ウィナーズカップ(GII)」が開催されるのでSS選手は不在となった。去年同様トップクラスの選手は不在だが、全国各地からエース級の選手が参戦するので、見どころは十分の開催となりそうだ。
 出走選手一覧を見た感じでは吉田拓矢岩本俊介を中心として、厚い戦力でその脇を固めることができそうな関東・南関勢に注目が集まりそうである。初日から各選手の調子や相性の良し悪し、レース傾向や展開を正確に判断して予想を組み立てて行きたい。

■伊東競輪場のバンクの特徴は?

 バンクの特徴としては1周が333mでみなし直線は46.6mであり、かなりキツめのカントとなっている。333バンクの中では最長の距離となっているが、逃げ・先行選手に有利なコース形態。勝負どころで各選手が外に膨れやすい形状となっているため、後方で外からの直線勝負では届かないことも多い。

 その反面、インコースが使いやすくなっているので、イン付きや中を割ってくる戦法も取りやすくなっている。周りが丘に囲まれているので風の影響を受けにくく、そういった面からも逃げや捲りが決まりやすい傾向にある。

■おすすめの3選手

【吉田拓矢】総合力の高さをフルに活かす

積極性を磨いた成果を期待したい吉田拓矢(撮影:北山宏一)

 高松で行われた「玉藻杯争覇戦(GIII)」では決勝進出とはならなかったが、準決勝で強敵相手に捲りが不発ながらもそこから立て直して4着は評価できる内容。初日から安定感のある走りを見せていて状態も良さそうで、今開催も上位進出が当然望まれるだろう。これまではポジショニングに課題を抱えていた選手だったが、あっせん停止からの復帰明けから前へ進出する意識が高くなっており、積極性を磨いた成果が今回発揮されることを期待したい。

【岩本俊介】機動力抜群で大躍進する

スピードを生かした捲りを期待したい岩本俊介(撮影:北山宏一)

 4日から行われた京王閣FIでは圧巻の走りで見事完全優勝し、決勝ではラスト1周手前からのロングスパートで持ち前の機動力の高さを見せつけた。今回のバンクとの相性も悪くなさそうなので、ここもスピードを生かした捲りを期待したい。ただ、今回は同地区から先行タイプの選手が多く出走しそうなので、レース当日にどういう戦法を取ってくるのかが注目ポイントとなりそう。

【井上昌己】九州のエースが意地を見せる

追い込み脚力の高さは抜群の井上昌己(撮影:北山宏一)

 「玉藻杯争覇戦(GIII)」決勝では浅井康太の捲りに置かれず付いていっての3着で、やや踏み遅れがあっただけに惜しい内容のレースとなったが追い込み脚力の高さは抜群。伊東競輪のバンクとの相性はあまり良いとは言えなさそうだが、決勝のメンバーやラインの組み合わせの展開次第では突き抜ける可能性もある。今回のメンバーならば力上位は間違いなさそうで、注目の一人として取り上げておきたい。


 メンバー構成なので、配当面にも上記に主に優勝が期待できる吉田拓矢岩本俊介、九州のエース井上昌己などの注目が集まる選手を取り上げたが、それ以外の選手にももちろん注目したい。中四国の小川真太郎や、機動力活かす谷口遼平など見どころある選手がたくさんいるので、4日間注目して予想していこうと思う。誰が優勝しても不思議ではない待したいところだ。



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