同県の松本秀之介と大分の大西貴晃が9連勝で特班してしまい、メンバー構成上、九州勢が手薄くなった。特選はどこにも位置がなく、あわよくば関東勢の3番手へ行こうとも思ったが、小川巧に主張されてしまい単騎で戦うこととなった。それでも折り合うのが優しい松本大地らしい。

「来期はS級に復帰できるし、それに今期はもうどうやってもS級点は無理。競ってまでの位置でもないから」といい、「小川さんはとにかく動きが上手。敵になっても見入ってしまうぐらい。本当にコース取りがうまいし、僕より頭の回転が速いからサクッといい位置に入られてしまう。ここは折り合います。だけど自分もチャンスが向けば差し込む脚は準備しておく」と一旦は下げつつも、勝負どころでは黙ってはいないようだ。(netkeirin特派員)