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【宇都宮競輪】前期最終戦で佐藤拓哉の前を走った中野良

2023/12/31(日) 16:15 0 6

宇都宮競輪場の「第44回下野新聞社杯(FII)」が1月1日に初日を開催。10Rに出走予定の中野良に話を聞いた。

「一戦一戦気を抜かずにこれからも頑張ります」と話した中野良

 期末の風物詩となった『代謝争い』もようやく終わり、チャレンジの下から30人が強制代謝となるが、今回1・2班戦にいる中野良佐藤拓哉の最後のレース(12月25日の奈良ミッド)で前を任された選手。あのときの心境を聞いてみた。

「ちょうどあの日は勝負駆けの選手が何人かいて、拓哉さんは3着以内に入れば何とかなるかも…という状況でした。車番的にも先行するのは関谷哲平君だし、そっちの4番手の方がかたいですよ!? と伝えたんですが、『お前に任す』と言われたので、これは仕掛けるしかないなと。仕掛けてダメなら、惰性で行けるとこまで行ってくださいという感じでした」

 レースは大方の予想通り、車番のいい関谷のラインが前から先行。中団を確保した中野も最終2コーナーから捲っていったが途中で止まり、任せた佐藤もコースを見つけられず4着で『ジ・エンド』となった。

「やるだけのことはやったんですが力及ばず…。拓哉さんも最後はちょっとコースを迷ったのかな。内に入らず外だけ踏めば3着はあったかもしれない。いや〜、それにしてもこういう経験は初めてだったので緊張しました(苦笑)。大昔にA級降格がかかった金古将人さんの前で発進したことはあるけど、それとは状況がぜんぜん違う。みんなが『ドラマ』って言うのもよく分かりました。とりあえず自分は今期2班ですけど、数年後にはああいう状況に置かれているかもしれないし、明日は我が身だと思って、一戦一戦気を抜かずにこれからも頑張ります」(アオケイ・長谷川記者)

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