2023/12/31(日) 09:30 0 5
いわき平競輪場で29日から開催されているナイター「S宮城・みんなの競輪カップ(FI)」。奮闘するベテランに話を聞いた。
初日は地元予選メインの高橋晋也に併せ切り捲り1着の小嶋敬二は「サトミナに(タイムで)負けた」と笑いを誘う。最終日には年間20勝を目指し8Rに出走。
「グランプリの俺のコメント? 『松浦おめでとう』ってことでしょう。(感想は)やっぱり消極的なレースになるなと。競輪界全体で良いレースを見せていきたいね」
「自分の思っていたのと違ったね。脇本はもう少し早い方が脚を使わずに出られたんじゃないかな。眞杉も拳矢も脚はあるんだけど、単騎は位置を取れないし苦しいね。グランプリは一発勝負だけど、一年を通してみていかないとなかなか獲れないんじゃないかな。結局ラインがあって位置が取れる清水-松浦に展開が向いてくれたね」
「ああいうのを見た後、これを見せられるんだもんね(笑)」と最後まで笑いを誘う。
準決は後方からヨコにタテに3着まで迫った志智俊夫は惜しくも優出ならず10Rに出走。
「最後は片踏みになっていた。松浦みたいに伸びればよかったけどね。グランプリ? ああいう世界があるし、そういう選手とも走れる機会がある。頑張っているとこを見せておきたいね」
宮倉勇も連日軽快。初日は単騎で3番手を決め3着で準決に進むと、準決は不発ラインの3番手から内を決め4着に突っ込んだ。27日の夜までPIST6を走り、28日前検日の今回も全く疲れを感じさせない。最終日は4Rに出走する。
「PIST6で鍛えられて脚力が上がってきた。来期はS級点を取れるように。まだまだ年齢は関係ないのでね」
ひいき目なしにこの3選手は買いであるし、頭が下がる。(アオケイ・市川記者)