2023/12/27(水) 10:00 0 6
立川競輪場で30日に開催する「KEIRINグランプリ2023(GP)」。伝説の場立ち・木村安記が今年最後の大勝負の展望を紹介します。
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12月30日、獲得賞金約1億3,000万円と、王者の称号を賭けて、9名の選手が「KEIRINグランプリ2023」に挑みます!
レースが開催される立川競輪のバンクは58mとまぁまぁ長い直線になり、3番手からでも伸ばせる追い込みに有利なバンクといえます。
2センターに存在していたスタンドを撤去してしまい、風がかなり影響してしまうようになり、先行型には厳しく、まくりも多少なり決まりにくくなったという情報があります。
当日、発走する16時30分にはバンクコンディションは重たい状況に陥っている可能性はあり、その辺の見極めは重要になります。
グランプリと言えば立川競輪場になり数々の伝説を刻んできたこのバンクで今年最後の超大一番を見逃すわけにいきません!歴史の証人になるぞ!
競輪選手として絶望的な大ケガを負った西武園競輪の「オールスター競輪(GI)」での鎖骨骨、折に肺挫傷を乗り越えて先月の「朝日新聞社杯競輪祭(GI)」から復帰した脇本雄太。「真ん中が動かなければ厳しいレースになる」と本人も以前、口にしたことがあるが、近況、それをまわりに実行されてしまうレースがあり、毎度、同じになる8番手ではツラい一戦は見え見え。最強の二文字を掲げてきたが、昨年同様もつれアリきの展開待ちになる可能性は高い。
一方で古性優作は1年それなり充実していて2度目の制覇を狙うが、“脇本不発の時にどうするか?”は大事になり、競輪祭でのあるひとつのレースに答えはあるような気がする。
去年、初出場を果たした新山響平は、初タイトルに誘ってくれた新田祐大の引き出し役一本に全力を尽くしたが、2度目となる今回は落ち着いてゆっくり仕掛けてイケるかどうか。
今年の競輪祭が終わりギリギリ掴んだKEIRINグランプリの切符になり、たった1ヶ月で戦法を変えて勝つレースするのかどうか、も検討。
何度となく連係してき佐藤慎太郎がもちろんゴールデンシートに座るわけだが、ここに備えて仕上げきていれば、2019に続いてのビッグドリームゲットなるか?新山の先行大前提でゴールに近いのは確かだが、大きな不安要素を見つけてしまい、その辺りはとても心配。
1年でまたこの舞台に戻ってきた清水裕友になり、盟友・松浦悠士と最終章グランプリでタッグ結成。この両者は後ろをまわった方が圧倒的に連対する可能性は高く、清水の稼働しだいでは松浦に好機到来。
眞杉匠、深谷知広、山口拳矢の単騎はもちろんラインが無いから楽ではないが、他は長くても2車立てなのでいくらでもツケ入るスキはある。“誰がウマく組み立てられるかどうか?”だけになり、勝負強く根気強く妥協しない一車を見極めたいところ。
1年間、ウマい車券でお世話になりありがとうございました!
もちろん、2023グランプリの予想もウマい車券で投稿させていただきます。渾身の買い目だけではなく、見解、僕の見立て、選手に対する想い、ヒントはこのコラムより濃く、熱く、細かく書き記させていただきますので、ぜひ、皆さまの車券戦術にプラス材料にしていただければと思います。
来年、引き続きお世話になるかぎり、努力邁進してまいりますので、木村安記、ウマい車券を今後ともよろしくお願いいたします!