2023/12/22(金) 22:00 0 6
今年は競輪祭を走れなかった林大悟。その鬱憤を晴らす走りを連日披露している。
初日は自ら捲って快勝。準決勝は山下一輝、松岡篤哉の猛抵抗を凌ぎ切り何とか2着を確保。気持ちの入ったレースで決勝の切符をゲットした。
準決勝のレース後には大粒の汗を拭いながら「ずっと踏みっぱなしでキツかった。山下さんを出させなかった後に松岡さんがすかさず仕掛けてきて『うわ、またきた』と思って併せに行ったけど…。今日は力負けです」と自己採点は厳しい。
九州勢は林に加え、伊藤旭、吉本卓仁、瓜生崇智が勝ち上がった。吉本と瓜生は「若い2人が並ぶのか並ばないのか次第」とコメントをし、その後は伊藤と林の2人で話し合い。最後は4人で熟考の結果、伊藤旭-林大悟-瓜生崇智-吉本卓仁の超強力ラインを形成することになった。
絶好の位置となった林は「色々考えたけど、初日同様に旭君に世話になることになりました。今回は地元で気合も入っているし、結果を求めたい」とやる気は十分。
5場所前の大垣の決勝では東矢圭吾の番手を回るも福永大智に競り負けてしまい7着。本人も「あの時の分までしっかりと」とS級での地元初優勝を狙う。(アオケイ・松野記者)