2023/11/02(木) 08:30 0 1
初日のレースは打鐘から1周半のカマシ逃げ。最後は宮内善光に差されて2着になったが、3番手の山田武までしっかり引き込み人気本線で奇麗に決めた。
「3人でワンツースリーは良かったけど、梶原(亜湖)さんも4番手に付いていたから、ワンツースリーフォーまで決めたかった。作戦も前から全部突っ張る予定だったのに、引いての巻き返しになってしまい…。この間ここで荒川達郎がアレ(誘導妨害)をやって失格になっていたのでビビっちゃいました」
レース直後は負けた選手みたいに暗かった佐藤だが、そこは23歳の若者。時間が経つにつれて気持ちの切り替えもできたようで、自身の状態や今後の抱負を良い表情で語ってくれた。
「京王閣の企画レース(競輪ルーキーシリーズ2023プラス)で棚瀬義大が優勝したじゃないですか? アイツは朝日大学の同級生で4年間ずっと一緒だったんです。あのレースを見て俺も負けていられないなって気持ちになったし、早く追い付きたいなってヤル気にもなった。今日1本走った感じも悪くなかったので、準決以降も内容のある走りをして結果を出していきたい」