2023/09/19(火) 14:30 0 3
弥彦競輪「サンケイスポーツ・夕刊フジ賞(FI)」は21日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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青森・共同通信社杯(GII)直後の開催で、ビッグネームは不在。競走得点トップは渡部幸訓で113点持っておりシリーズリーダーとみたい。近況の数字も素晴らしく、西武園オールスターでは一次予選①で1着、一次予選②で2着で勝ち上がり二次予選も2着だった。勝負の準決勝では菅田壱道と共倒れの7着だったが、存在感は抜群だった。続く立川記念では惜しくも準決勝4着だが、高いレベルで安定している。今節の北日本の目標が手薄だが、直線の長い弥彦バンクなら、ショート捲りでも届くとみたい。
大物の自力選手が見当たらず、地元の末木浩二が復活の場になるかも。ダイナミックな競走が少なくなり調子を崩したが、今節は乗れている中嶋宣成も使える。他に関東からは和歌山GIIIで優勝した金子幸央、レジェンド神山雄一郎の名前もある。
京王閣GIIIで優勝した田尾駿介や塚本大樹、高原仁志が西日本の追い込みの主力メンバー。この先導役が阿部将大で、ラインの厚みは凄くある。
南関は自在の簗田一輝と佐々木眞也がレースを作り、混戦を演出したい。佐々木眞也は自在の走りなのに、コメントは、いつも自力。この辺りの真意も、今回は取材したい。
A級は上遠野拓馬の機動力に期待したいが、直線が長く、先行屋泣かせのバンクだ。これは米嶋恵介にも当てはまる。シャープな小菅誠や佐藤清之は、加賀山淳に期待して、点数持っている山本拳也は米嶋恵介と連係策。一発あるとすれば、嵌まった時の櫻井学だろう。