直前は約5年ぶりの地元優勝を挙げた菊地圭尚。今年のサマーナイトフェスティバルを走れなかった鬱憤を晴らした。

　決勝で連係した岐阜の横関裕樹については「当然初連係でしたよ。自分の冬期移動先が大垣だけど彼は岐阜。なので一緒に練習したこともない。ただ話は結構します。彼から一方的に話しかけてくるだけだけど(笑)」と笑顔で話してくれた。

「ただ彼は長い距離を行くタイプではないのに先行してくれたのは本当に嬉しかったし、その頑張りがあっての優勝。今年は地元でのサマーナイトに出れなかったりと悔しい思いもあったけどお客さんの前でしっかり結果を残せたのは嬉しかったですね」

　気持ち的にも楽になったし、これをいいキッカケにしたいと話す菊地。

　今回は約2週間程空いての実戦だが「前回ここ(宇都宮)に来た時は完全優勝。好相性のバンクだし今回も優勝を狙って行きます」と力を込めた。(アオケイ・松野記者)