2021/06/06(日) 19:15 0 3
6月6日、和歌山競輪場で行われたルーキーシリーズ2021 L級ガールズ決勝(10R )は、打鐘からカマして逃げ切った山口真未(29歳・静岡)が、2着の中村鈴花(19歳・熊本)に8車身差をつけて優勝。人気を集めた内野艶和(19歳・福岡)は3着。吉川美穂(和歌山・28歳)は4着に終わった。3連単は⑤-⑥-③で26,700円という配当だった。
レース後のコメントは以下の通り
1着 山口真未
「3日間応援ありがとうございました。ようやく自力を出せました。捨て身先行ですけれど、それが勝利につながりました。後ろの6人の動きは見えてなかった。しっかり仕掛けようとそれだけを考えていました。本デビューは地元地区(伊東温泉、静岡)になります。静岡のルーキーシリーズでは2位だったので、自力主体で前の位置を取って優勝を狙っていきたい。最後に、病気でルーキーシリーズに参加できなかった私たちの同期の分が一名いますが、その選手の分もみんなで一生懸命走ろうねって誓い合ってました。119期・120期を皆様どうぞよろしくお願いいたします」
2着 中村鈴花
「勝負どころで前に宮本さん、外に吉川さんが併走していてインコースで包まれてしまったのが痛かったです。本デビュー(7月1日・小倉)までにダッシュを磨いてファンの皆さんの車券に貢献できるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」
3着 内野艶和
「山口真未さんが行ったときに乗ろうかどうか迷いがありましたが動けなくて。ルーキーシリーズで後方になったのは初めてで、今後に向けて課題が見つかりました。本デビューはホームバンクの久留米なので精一杯頑張りたいです!」
4着 吉川美穂
「シリーズを通して感じていたスピードのノリ、今日が一番良くなかったです。まあ今日はそれ以前に展開ですね。思い切り良くしっかりと前に“出きる”ことができませんでした。緊張もあって思うように動けなかったですね。私の課題は落ち着きと思い切り。本デビューは富山で、33バンクに対応すべく、自力で走れる脚をつけたいです。私はいつも大事なところで…あーもう悔しいです。期待に応えられず申し訳ないです」
5着 宮本杏夏
「山口真未さんが行ったときについていけたら。あそこがすべてです。でも直線でも粘りを出せたので、このメンバーに入っても“やれる”という自信がつきました。本デビューまでは、とにかく自力をつけたいですね。付いて行きたいというときに付いていけるように」
6着 蛯原杏奈
「前々回の静岡決勝で内野艶和さんをマークしていたのですが、ちぎれてしまいました。今回も相手は内野さんだと思って付いて行こうとしたのですが…。いずれにしても自力をつけないとダメですね。本デビューまでに練習しまくります!」