2021/06/05(土) 10:00 0 0
埼玉勢では一番手で3Rの準決勝に登場し、2着に逃げ粘った荒木貴大は「バックの向かい風はそれほど気にならなかったけど、バンクが重かった」と語った。続く4Rに登場は伊藤慶太郎に任された太田龍希。
「4人ラインだったけど、2着に入らないと決勝に上がれないのは分かっていたし、残れる距離を考えながら踏んでいたら金澤竜二さんに出切られてしまった。すかさずまくって行ったけど、出られてしまったのは反省です」と振り返る。
太田龍希の番手を回った伊藤慶太郎は「もう太田龍希を信頼していたし、全てやってくれた。2着に残す事だけを考えて走っていました。初の番手戦だったけど、やっぱり違和感がありますね」と苦笑い。
並びは酒井雄多-丸山貴秀、堀僚介-島野浩司、太田龍希-伊藤慶太郎-荒木貴大となって2対2対3の3分戦となった。先頭の太田龍希は「埼玉の一番前で自力。内容のあるレースをします」とコメント。番手の伊藤慶太郎は「話して太田君の番手。勝ちます」。3番手を固める荒木貴大は「決勝で大きい着を取る事が多いし、何とか確定板に載りたいです。仕事はどうか分からないけど、追走なら大丈夫」。
自力3人の連係だけに別線の分断は考えられるが、先頭の太田龍希は一気の飛び出しで間違いないだろう。(アオケイ・忍足記者)