2023/07/13(木) 16:00 0 36
正式の引退日時は7月11日だが、西川親幸が急遽、選手手帳を返して、引退が受理されたと言う。これには、記者もビックリ。
この件を、毒と愛情のあるコメントが上手い中村雅仁に聞いてみると「内々に西川さんからメールが来たから、自分も驚いて電話しました。A級に落ちたと言っても、辞める雰囲気はなかったし、千葉ダービーの準優勝とか実績のある選手ですからね。段々とA級を走る現実が間近になり、気持ちが切れたのかもしれないですね。最近は、若手の“いじり”にも喜んでくれ、尖った西川さんではなかったですから(笑)。理不尽に振る舞っていたのは、中本匠栄の世代ぐらい迄ですかね(大笑い)。俺が引退しても、誰も悲しまないと最後に自虐ネタも言っていましたよ」。
今でも、中村雅仁より、重たいウエイトを上げるそうで、引退した後も練習をやると言っていたそうだ。熊本競輪の名物と言えば、コンドルの武田社長と西川親幸と言っても過言ではなかった。熊本競輪の再興までは、武田社長も命を削る思いで、新聞制作に励み、生涯現役だろう。“最後の武士”である西川親幸選手の引退は凄く残念に思う。そして、お疲れ様でした!(町田洋一)